レクサスのグレードを安い順に解説|車種・価格・格付けの違い

レクサスを調べていると、LBX、UX、NX、RX、LXなど、似たようなアルファベットの車名が並びます。

さらに車種ごとに、

  • F SPORT
  • version L
  • EXECUTIVE
  • OVERTRAIL
  • Bespoke Build

といった仕様があり、「結局どれが上のグレードなのか」「一番安いレクサスは何なのか」が分かりにくくなっています。

結論からいうと、現在もっとも安く購入できる新車のレクサスは、420万円から設定されているLBXです。

ただし、価格が安いからといって、単純にレクサスの中で「格下」という意味ではありません。レクサスにはセダン、SUV、ミニバン、クーペがあり、それぞれ役割が異なります。

この記事では、レクサスの現行車種を新車価格の安い順に並べ、車種ごとの位置づけやグレード名の意味、レクサス内での格付けを分かりやすく解説します。

※掲載価格は2026年9月時点のメーカー希望小売価格を基準にしています。販売状況や仕様、地域によって価格が異なる場合があります。

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目次

レクサス全車種を安い順に一覧で比較

現在のレクサス主要ラインアップを、購入できる仕様の最低価格が安い順に並べると次のようになります。

順位車種ボディタイプ新車価格の目安位置づけ
1位LBXコンパクトSUV420万~756万円最小クラスのSUV
2位UXコンパクトSUV521万~575.7万円都市型SUV
3位NXミドルサイズSUV550万~772.5万円売れ筋SUV
4位ISスポーツセダン580万~675万円走りを重視したFRセダン
5位RXラージSUV668万~903万円上級ラグジュアリーSUV
6位ESミドルラージセダン790万~920万円快適性重視の上級セダン
6位RZ電気自動車SUV790万~950万円BEV専用SUV
8位GX大型SUV1,195万~1,270万円本格オフロードSUV
9位LSフラッグシップセダン1,257万~1,773万円セダンの最上級
10位LX最上級SUV1,450万~2,100万円SUVのフラッグシップ
11位LM高級ミニバン1,520万~2,030万円後席重視の最上級MPV

LCは公式サイトに掲載されていますが、現行モデルは販売終了が案内されています。販売時の価格は1,410万円からで、レクサスを象徴するラグジュアリークーペという位置づけでした。

価格の入口だけを見るとLMがもっとも高くなりますが、最高額ではLXが2,100万円に達します。

つまり、「一番高いレクサスは何か」という質問には、最低価格で見ればLM、最高額で見ればLXと答えるのが正確です。

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一番安いレクサスはLBX

現在、もっとも安く購入できる新車のレクサスはLBXです。

LBX “Elegant”の2WDが420万円から設定されています。

一般的な国産コンパクトSUVと比べれば高額ですが、レクサスの新車としては購入しやすい価格です。

LBXの価格帯は幅広く、通常のハイブリッドモデルだけでなく、仕様を細かく選べる“Bespoke Build”や、1.6Lターボエンジンを搭載するMORIZO RRも用意されています。

LBXの主な仕様価格の目安
“Elegant”420万円~
“Active”440万円~
“Bespoke Build”550万円~
MORIZO RR “Bespoke Build”756万円

同じLBXでも、最安モデルとMORIZO RRでは300万円以上の差があります。

そのため、「LBXはレクサスで一番安い車」とだけ考えるのは正確ではありません。上級仕様の価格はNXやRXの一部グレードと重なります。

LBXは格安レクサスではなく、コンパクトなボディに質感や個性を凝縮したモデルと考えたほうがよいでしょう。

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2番目に安いUXは都市部で扱いやすい

UXは521万円から購入できるコンパクトSUVです。

LBXより一回り大きく、2.0Lハイブリッドを搭載。立体駐車場や都市部でも比較的扱いやすいサイズに収まっています。

2026年9月時点では、UX300h “Shining Essence”の2WDが521万円から設定されています。

UXの主なグレード2WD価格の目安
“Shining Essence”521万円
“F SPORT”534.1万円
“version L”549.2万円

UXでは、スポーティなF SPORTより、快適装備や内装を重視したversion Lのほうが高くなっています。

LBXとの価格差が小さくなるグレードもあるため、コンパクトさやデザインを重視するならLBX、室内の余裕や4気筒ハイブリッドを重視するならUXという選び方になります。

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3番目に安いNXはレクサスSUVの中心的存在

NXは550万円から設定されているミドルサイズSUVです。

レクサスSUVの中では、価格、サイズ、質感、パワートレーンのバランスが取りやすく、中心的なモデルといえます。

NXには複数のパワートレーンがあります。

  • NX350:2.4Lターボ
  • NX350h:2.5Lハイブリッド
  • NX450h+:2.5Lプラグインハイブリッド

さらにF SPORT、version L、OVERTRAILなどが組み合わされるため、同じNXでも性格が大きく異なります。

入口価格はUXと29万円しか違いません。

そのため、予算だけでUXを選ぶのではなく、駐車環境に問題がなければNXも比較したほうがよいでしょう。後席や荷室、長距離移動の快適性ではNXが有利です。

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ISはもっとも安いレクサスセダン

SUVではなくセダンが欲しい場合、もっとも安いのがISです。

現在のISはハイブリッドのIS300hを中心としたラインアップで、価格は580万円から675万円です。

ISの主なグレード価格
IS300h580万円
IS300h “version L”610万円
IS300h “F SPORT”635万円
特別仕様車“F SPORT Mode Black V”675万円

ISは後輪駆動を基本とし、レクサスの中でも運転する楽しさを重視したセダンです。

上位セダンのESやLSより小さく、後席の広さやショーファーカーとしての用途より、ドライバーを中心に考えたモデルです。

価格が安いから格が低いというより、目的が異なると考えたほうが分かりやすいでしょう。

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RXは高級SUVらしさと実用性を両立

RXは668万円から903万円の価格帯です。

NXより大きく、内外装の存在感や後席の余裕、高速道路での快適性を高めた上級SUVです。

パワートレーンも幅広く、ガソリン、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、高性能ハイブリッドを設定しています。

レクサスSUVの価格順は、基本的に次のようになります。

LBX → UX → NX → RX → GX → LX

この順番はボディサイズや価格帯の違いを理解するうえでは有効です。

ただし、GXとLXは悪路走破性を重視したボディオンフレーム構造の大型SUVです。街乗り中心のLBX、UX、NX、RXとは成り立ちが異なります。

RXは、都市型レクサスSUVの中では最上級に近いモデルです。

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ESとRZは同じ790万円からでも目的が違う

ESとRZは、どちらも790万円から設定されています。

しかし、車の目的はまったく異なります。

ESは、乗り心地、静粛性、後席の快適性を重視した上級セダンです。ハイブリッドに加えてBEVも設定され、LSより購入しやすい価格で上質な移動を求める人に向いています。

一方、RZは電気自動車専用のSUVです。

エンジン車からの乗り換えというより、レクサスの電動化技術や静かな走り、新しい運転感覚を求める人のためのモデルです。

価格が同じでも、

  • セダンの快適性ならES
  • 電気自動車のSUVならRZ

という違いがあります。

価格順だけで車の格や価値を判断できない代表的な例です。

GXは本格SUVとして別系統

GXは1,195万円から1,270万円です。

RXより上、LXより下という価格帯ですが、単なるRXの大型版ではありません。

GXはランドクルーザー系の構造を持ち、悪路走破性、耐久性、けん引能力、アウトドア用途を重視した本格SUVです。

上質な3列SUVを求める人だけでなく、キャンプ、雪道、未舗装路を走る人にも向いています。

街乗りでの快適性や扱いやすさを重視するならRX、悪路性能や道具としての強さを求めるならGXという関係です。

価格順ではRXの上ですが、格付けというより用途の違いと考えましょう。

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LSはレクサスセダンのフラッグシップ

LSは、レクサスの原点となるフラッグシップセダンです。

ガソリン車のLS500は販売終了が案内されており、購入可能なLS500hは1,257万円から1,773万円です。

LS500hの主なグレード価格の目安
“I package”1,257万~1,305万円
“F SPORT”1,379万~1,427万円
“version L”1,557万~1,605万円
“EXECUTIVE”1,725万~1,773万円

LSでは、F SPORTよりversion L、さらにEXECUTIVEの順に価格が上がります。

自分で運転する楽しさを求めるならF SPORT、内装や後席の快適性を重視するならversion L、後席に乗る人を最優先するならEXECUTIVEという分け方です。

単純に価格が高いグレードほど、すべての人に適しているわけではありません。

LXはレクサスSUVの最上級

LXは1,450万円から2,100万円で、レクサスSUVのフラッグシップです。

ランドクルーザー系の高い悪路走破性を持ちながら、内装、静粛性、乗り心地、後席装備をレクサス基準に引き上げています。

価格帯ではLSやLMと重なりますが、LXは舗装路だけでなく、雪道や未舗装路でも最上級の移動空間を提供するSUVです。

通常仕様のほか、アウトドア志向のOVERTRAIL+、後席を重視したEXECUTIVEなどがあり、同じLXでも乗車定員や用途が異なります。

最高価格は2,100万円に達するため、グレードによってはLM500h EXECUTIVEより高額です。

LMはレクサスでもっとも入口価格が高い

LMは1,520万円から2,030万円です。

国内仕様は6人乗りのversion Lと、4人乗りのEXECUTIVEで構成されています。

LMのグレード乗車定員価格
LM500h “version L”6人1,520万円
LM500h “EXECUTIVE”4人2,030万円

LMはアルファードの単なる高級版ではなく、後席で過ごす時間を重視したラグジュアリームーバーです。

特に4人乗りEXECUTIVEは、前席と後席の間にパーティションを備え、移動する個室に近い空間となっています。

最低価格だけを比較すれば、LMが現在もっとも高いレクサスです。

ただし、SUVの最高峰はLX、セダンの最高峰はLSというように、LMだけがレクサス全体の頂点という意味ではありません。

レクサスの格付けはどうなっている?

レクサスには、全車種を一列に並べた公式な格付け表があるわけではありません。

ボディタイプごとに整理すると、位置づけが分かりやすくなります。

SUVの価格・サイズ順

LBX → UX → NX → RX → GX → LX

ただし、GXとLXは悪路性能を重視した本格SUVで、LBXからRXまでの都市型SUVとは少し系統が異なります。

セダンの価格・サイズ順

IS → ES → LS

ISはドライバー中心のスポーツセダン、ESは快適性重視の前輪駆動系セダン、LSはレクサスセダンのフラッグシップです。

MPV・ミニバン

LM

LMはレクサス唯一の大型MPVです。4人乗りまたは6人乗りで、後席の快適性を最優先しています。

クーペ

LC

LCは販売終了が案内されていますが、レクサスのデザインと走りを象徴するラグジュアリークーペでした。

このように、レクサスの格付けは一本の縦線ではなく、ボディタイプごとに頂点があると考えると分かりやすくなります。

カテゴリーフラッグシップ
セダンLS
SUVLX
MPV・ミニバンLM
クーペLC
電気自動車専用SUVRZ

F SPORTとversion Lはどちらが上?

レクサスのグレード選びで迷いやすいのが、F SPORTとversion Lの違いです。

結論からいうと、どちらかが絶対的に上という関係ではありません。

F SPORT

F SPORTは、スポーティなデザインと走りを重視した仕様です。

主な特徴は車種によって異なりますが、一般的には次のような装備が含まれます。

  • 専用フロントデザイン
  • 専用ホイール
  • スポーツシート
  • 専用メーター
  • スポーティな内装色
  • 走行性能を高める専用装備

見た目やハンドリングを重視する人に向いています。

version L

version Lは、内装の質感、快適装備、シート機能などを充実させたラグジュアリー仕様です。

  • 上質なシート表皮
  • 快適装備の充実
  • 後席装備
  • 内装素材の違い
  • 落ち着いた乗り味

などが特徴です。

スポーティさならF SPORT、快適性と高級感ならversion Lという関係です。

車種によってはversion Lのほうが高額ですが、価格だけで上下を決めるものではありません。

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EXECUTIVE・OVERTRAIL・Bespoke Buildの意味

EXECUTIVE

EXECUTIVEは、主に後席に乗る人の快適性を重視した最上級仕様です。

LS、LX、LMなどの高価格モデルで使われ、役員車やショーファーカーとしての用途を想定しています。

自分で運転する場合、もっとも高いEXECUTIVEが必ずしも最適とは限りません。

OVERTRAIL・OVERTRAIL+

OVERTRAILは、アウトドアや悪路での使用を意識した仕様です。

専用の内外装や足回りを備え、都市部での高級感だけでなく、自然の中で使えるレクサスを目指しています。

NX、GX、LXなどで使われています。

Bespoke Build

Bespoke Buildは、内外装や装備の組み合わせを細かく選べるオーダー性の高い仕様です。

現在はLBXで展開されており、自分だけの組み合わせを求める人に向いています。

「上級グレード」というより、選択肢の自由度に価格を払う仕様です。

車名の300h・450h+・500・eは何を表す?

レクサスの車名には、車種名の後ろに数字とアルファベットが付きます。

以前は数字から排気量を想像しやすい時期もありましたが、現在はエンジン排気量とそのまま一致しません。

おおまかには、パワートレーンの種類や性能帯を示しています。

表記おおまかな意味
300h・350h・500hハイブリッド
450h+プラグインハイブリッド
350・500ガソリンエンジン系
300e・350e・500eなど電気自動車
AWD4輪駆動
F SPORTスポーティ仕様
version L快適・豪華装備重視

数字が大きければ必ず車格が上というわけではありません。

例えばLBX MORIZO RRは小型車ですが高性能エンジンを搭載し、通常のLBXより大幅に高額です。

車種名、パワートレーン、グレード名の3つを分けて見る必要があります。

予算別に選ぶならどのレクサス?

500万円前後

候補はLBXです。

コンパクトなサイズとレクサスらしい質感を両立し、初めてレクサスを購入する人にも選びやすいモデルです。

550万~700万円前後

UX、NX、IS、RXの一部が候補になります。

都市部での扱いやすさならUX、SUVとしての総合力ならNX、運転する楽しさならIS、より大きな高級SUVが欲しければRXが有力です。

700万~1,000万円前後

RX、RZ、ES、NXの上級グレードが中心です。

ボディタイプだけでなく、ハイブリッド、PHEV、BEVのどれを選ぶかも重要になります。

1,000万~1,500万円前後

GX、LS、LXが候補になります。

本格SUVならGX、セダンならLS、最上級SUVならLXです。

1,500万円以上

LSの上級グレード、LX、LMが中心になります。

後席重視ならLMやLS EXECUTIVE、悪路性能も必要ならLXという選び方になります。

一番安いグレードを買ってもレクサスらしさはある?

エントリーグレードでも、基本的な安全性能、販売店でのサービス、ブランドとしての設計思想はレクサスに含まれています。

ただし、価格だけを見て最安グレードを選ぶと、購入後に欲しい装備が足りないと感じる可能性があります。

確認したいのは次の点です。

  • シート表皮と調整機能
  • シートヒーター・ベンチレーション
  • オーディオ
  • ホイールサイズ
  • ヘッドライト
  • パノラミックビューモニター
  • パワーバックドア
  • 後席装備
  • メーカーオプションの選択可否

レクサスはグレードによって、単に装備の数だけでなく、内装の印象や乗り味も変わります。

最安価格ではなく、必要な装備を付けた最終的な見積額で比較しましょう。

まとめ|安い順と格付けは別に考える

現在もっとも安い新車のレクサスは、420万円から購入できるLBXです。

価格の安い順に並べると、おおむね次のようになります。

LBX → UX → NX → IS → RX → ES・RZ → GX → LS → LX → LM

ただし、この順番がそのままブランド内の格付けを表しているわけではありません。

  • セダンの最上級はLS
  • SUVの最上級はLX
  • ミニバン・MPVの最上級はLM
  • スポーツクーペの象徴はLC
  • 電気自動車専用SUVはRZ

というように、カテゴリーごとに役割と頂点が異なります。

さらにF SPORTはスポーティさ、version Lは快適性、EXECUTIVEは後席、OVERTRAILはアウトドア性能を重視した仕様です。

高いグレードがすべての人にとって一番よいとは限りません。

レクサスを選ぶときは、価格だけで序列を決めず、ボディサイズ、用途、誰が運転するのか、どの席で過ごすことが多いのかまで考えることが大切です。

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