2026年から2027年にかけて、スズキの新型車やモデルチェンジが続きます。
2026年は、スズキ初の世界戦略BEV「e ビターラ」、軽商用EV「e エブリイ」が発売され、軽乗用EV「e SKY」の先行情報も公開されました。
一方、従来から人気のあるハスラー、ジムニー ノマド、エブリイ、ランディも、安全装備やデザインを中心に改良されています。
さらに2027年に向けては、発売から長い期間が経過しているワゴンRのフルモデルチェンジや、ソリオの次期型を予想する情報も出ています。
ただし、これらにはスズキが正式発表した車と、まだメーカーから発表されていない予想段階の車が混在しています。
そこでこの記事では、2026~2027年のスズキ新型車情報を、
- 発売済み
- 正式発表済み
- 発売予想・未確定情報
に分け、発売時期、価格、変更点、今買うべきか待つべきかを整理します。
※e SKYのデビュー予告、現行ワゴンRの改良内容、ジムニー ノマドの受注案内、今後の技術開発方針は2026年10月2日に公式情報を再確認しました。価格表はメーカー発表の車両本体価格(税込)で、オプションや諸費用は別途必要です。正式な発売時期が発表されていない次期型は、発売確定モデルと区別しています。

スズキ新型車予定2026~2027一覧
最初に、2026年から2027年にかけての主な新型車、モデルチェンジ情報を一覧で確認してみましょう。
| 車種 | 発売・発表時期 | 価格 | 位置づけ |
|---|---|---|---|
| e ビターラ | 2026年1月16日発売済み | 399万3,000円~ | スズキ初の世界戦略BEV |
| ジムニー ノマド | 2026年7月1日改良型発売済み | 292万6,000円 | 安全・快適装備を強化した5ドア4WD |
| e エブリイ | 2026年3月9日発売済み | 314万6,000円~ | スズキ初の軽商用BEV |
| エブリイ/エブリイワゴン | 2026年5月8日改良型発売済み | 134万3,100円~ | デザイン・安全装備を刷新 |
| ハスラー | 2026年5月27日改良型発売済み | 159万9,400円~ | デザインと安全性能を大幅強化 |
| ハスラー タフワイルド | 2026年5月27日改良型発売済み | 183万5,900円~ | より力強い外観の軽クロスオーバー |
| ランディ | 2026年6月1日改良型発売済み | 384万5,600円~ | ハイブリッド専用3列ミニバン |
| e SKY | 2026年10月6日デビュー予告 | 未発表 | スズキ初の軽乗用BEV |
| ワゴンR次期型 | 未発表 | 未発表 | 現行型は2025年12月に一部仕様変更済み |
| ソリオ次期型 | 未発表 | 未発表 | 次期型の発売時期は公式未発表 |
| 次期スイフトスポーツ | 未発表 | 未発表 | 次期型の日本発売は公式未発表 |
| 次期アルト | 時期未定 | 未発表 | 軽量化技術の進化に期待 |
この中で、発売日と価格が確定しているのは、e ビターラ、e エブリイ、ハスラー、エブリイ、ランディ、ジムニー ノマドなどです。
e SKYは、公式専用サイトで2026年10月6日のデビューが予告されています。2026年10月2日時点の先行紹介ページでは、価格や正式なグレード別諸元は確認できません。デビュー予告日を、そのまま注文受付開始日や納車開始日と捉えず、正式発表の内容を確認する必要があります。
ワゴンR、ソリオ、スイフトスポーツ、アルトの次期型は、現時点では予想情報です。
2026年のスズキは「電気自動車」が大きな転換点
2026年のスズキを語るうえで外せないのが、BEVの本格展開です。
これまでスズキは、軽量な車体と小排気量エンジン、マイルドハイブリッドを組み合わせることで、車両価格と燃費のバランスを取ってきました。
しかし2026年には、
- 普通乗用BEVのe ビターラ
- 軽商用BEVのe エブリイ
- 軽乗用BEVのe SKY
という3つのカテゴリーへ電気自動車を展開します。
単にEVを1台追加するのではなく、SUV、商用バン、軽乗用車という異なる用途をカバーしようとしている点が重要です。
スズキが従来得意としてきた「小さく、軽く、日常で使いやすい車」を、電気自動車でどこまで実現できるかが今後の注目点になります。
e ビターラ|2026年1月16日発売済み
e ビターラは、2026年1月16日に日本で発売されたスズキの世界戦略BEVです。
スズキにとって初めて本格的に世界展開する電気自動車であり、単に既存のガソリン車をEV化したモデルではありません。
BEV専用プラットフォーム「HEARTECT-e」を採用し、モーター、インバーター、トランスアクスルを一体化したeAxleを搭載しています。
e ビターラの価格
| グレード | 駆動方式 | バッテリー容量 | WLTC航続距離 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| X | 2WD | 49kWh | 433km | 399万3,000円 |
| Z | 2WD | 61kWh | 520km | 448万8,000円 |
| Z | 4WD | 61kWh | 472km | 492万8,000円 |
航続距離は、2WDのZで520kmです。
日常の買い物や通勤だけでなく、高速道路を使った長距離移動まで考えられる数値になっています。
4WDモデルには、前後に独立したモーターを配置する電動4WD「ALLGRIP-e」を採用。通常走行用のオートモードに加えて、悪路からの脱出を支援するトレイルモードも備えます。
e ビターラは買いか?
e ビターラが向いているのは、次のような人です。
- 国産メーカーのコンパクト電動SUVが欲しい
- 自宅で充電できる
- 雪道や悪路に対応できる電動4WDを求めている
- 日常だけでなく長距離移動にも使いたい
- 既存のスズキ車より上質な内装を求めている
一方、最廉価モデルでも約400万円です。
補助金を利用できる場合でも、フロンクス、クロスビー、ジムニー ノマドなど、スズキのガソリン車やハイブリッド車より高価になります。
経済性だけで元を取ろうとするのではなく、静粛性、滑らかな加速、給油所へ行く回数を減らせることまで含めて判断したほうがよいでしょう。

e エブリイ|2026年3月9日発売済み
e エブリイは、2026年3月9日に発売されたスズキ初の軽商用BEVです。
スズキ、ダイハツ、トヨタの3社が共同開発したBEVシステムを使用し、車両はダイハツからOEM供給を受けます。
軽商用バンのEVは、宅配、訪問サービス、店舗間配送など、毎日ある程度決まった距離を走る事業者との相性が良いカテゴリーです。
e エブリイの価格と航続距離
| グレード | 乗車定員 | 駆動方式 | WLTC航続距離 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 2シーター | 2名 | 2WD | 257km | 314万6,000円 |
| 4シーター | 4名 | 2WD | 257km | 323万4,000円 |
駆動用バッテリーの総電力量は36.6kWhで、一充電走行距離は257kmです。
一般的なガソリン車のエブリイと比べれば車両価格は高いものの、毎日の走行距離と充電場所が決まっている事業者なら、燃料費やメンテナンス費を抑えられる可能性があります。
また、車両から外部へ電気を供給する機能も備えているため、作業現場や災害時の電源として使える点も特徴です。
個人の車中泊用としては慎重に判断したい
e エブリイは、静かに走れて外部給電もできるため、車中泊やアウトドア用途にも魅力的に見えます。
ただし、現時点では2WDのみです。
山間部や雪道を頻繁に走る人には、4WDのガソリン車やターボ車のほうが用途に合う可能性があります。
また、暖房や冷房を長時間使用すれば航続距離にも影響します。キャンプ場や旅行先での充電環境まで確認したうえで選びたい車です。
改良型エブリイ/エブリイワゴン|2026年5月8日発売済み
ガソリン車のエブリイとエブリイワゴンも、2026年5月8日に一部仕様変更されました。
今回は小規模な装備追加ではなく、フロントデザイン、安全装備、メーター、ナビ、快適装備まで幅広く改良されています。
主な変更点
- フロントデザインを刷新
- 黒を基調としたインテリアに変更
- デジタルスピードメーターを採用
- 9インチメモリーナビを設定
- デュアルセンサーブレーキサポートIIを採用
- 全車速追従ACCをグレード別に設定
- フロント・リヤパーキングセンサーを採用
- 車線逸脱抑制機能を採用
- スズキコネクトに対応
- エブリイワゴンにステアリングヒーターを採用
エブリイの価格は134万3,100円から、エブリイワゴンは201万9,600円からです。
| 車種 | 最低価格 | 特徴 |
|---|---|---|
| エブリイ | 134万3,100円~ | 商用・仕事・趣味向け |
| エブリイ Jリミテッド | 197万8,900円~ | アウトドア志向の特別仕様車 |
| エブリイワゴン | 201万9,600円~ | 乗用・車中泊向け |
| e エブリイ | 314万6,000円~ | 電気で走る軽商用バン |
仕事で長距離を走る、地方で充電場所が少ない、4WDが必要という場合は、従来のガソリン車が依然として現実的です。
一方、決まった範囲を毎日走る事業用車なら、e エブリイも比較する意味があります。
2026年のエブリイは、ガソリン車とEVのどちらが優れているかではなく、用途によって選び分ける車になりました。
改良型ハスラー|2026年5月27日発売済み
ハスラーとハスラー タフワイルドは、2026年5月27日に一部仕様変更されました。
今回の改良は非常に大きく、デザイン変更だけでなく、安全装備と運転支援機能が大幅に強化されています。
ハスラーの価格
| グレード | 2WD価格 | 4WD価格 |
|---|---|---|
| HYBRID G | 159万9,400円 | 173万3,600円 |
| HYBRID X | 175万8,900円 | 189万3,100円 |
| HYBRID Xターボ | 183万7,000円 | 197万1,200円 |
| タフワイルド | 183万5,900円 | 197万100円 |
| タフワイルド ターボ | 191万4,000円 | 204万8,200円 |

スズキの軽自動車で初めてBSMとRCTAを全車標準装備
今回のハスラーでは、ブラインドスポットモニターとリヤクロストラフィックアラートが全車に標準装備されました。
これはスズキの軽自動車として初めての採用です。
ブラインドスポットモニターは、車線変更時に斜め後方から接近する車を知らせる機能です。
リヤクロストラフィックアラートは、駐車場から後退して出る際、左右から近づく車を検知して注意を促します。
さらに全車に、
- 全車速追従機能付きACC
- 車線維持支援機能
- 電動パーキングブレーキ
- ブレーキホールド
が標準装備されました。
軽自動車で高速道路を利用する人にとって、かなり実用的な改良です。
ハスラーとタフワイルドの違い
通常のハスラーは、ヘッドランプとつながる逆台形グリルを採用し、従来の親しみやすさを残しながらオンロード感を強めています。
タフワイルドは、大きなブロック形状のグリルと「SUZUKI」のアルファベットエンブレムを採用。よりアウトドア色の強いデザインです。
走行性能や安全装備だけでなく、外観の好みで選び分けやすくなりました。
価格重視ならHYBRID G、装備とのバランスならHYBRID X、高速道路や坂道を頻繁に走るならターボが有力です。
外観の力強さやアウトドア感を重視するならタフワイルドが向いています。

改良型ランディ|2026年6月1日発売済み
スズキの3列シートミニバン「ランディ」も、2026年6月1日に一部仕様変更されました。
ランディはトヨタ・ノアをベースとするOEMモデルです。
今回の改良ではガソリン車を廃止してハイブリッド車へ統一。2WD車には新たに8人乗り仕様が設定されました。
ランディの価格
| グレード | 乗車定員 | 駆動方式 | WLTC燃費 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| HYBRID G | 7人 | 2WD | 23.6km/L | 384万5,600円 |
| HYBRID G | 7人 | E-Four | 21.9km/L | 412万8,300円 |
| HYBRID G | 8人 | 2WD | 23.6km/L | 384万5,600円 |
全車がエアロ仕様のデザインになり、メーター内のマルチインフォメーションディスプレイも7インチへ大型化されました。
E-Four車には、雪道での走行安定性を高めるSNOW EXTRAモードも追加されています。
ランディを選ぶ意味はある?
ランディは、基本的な車両構造をノアと共有しています。
そのため、車そのものの違いよりも、
- スズキ販売店との付き合い
- 下取り条件
- 値引きや在庫
- メンテナンスを受ける店舗
- スズキ車との複数台所有
などが選ぶ理由になりやすい車です。
ノアやヴォクシーと比較せずにランディだけを購入するのではなく、支払総額、装備、納期まで含めて見積もりを比べたほうがよいでしょう。
改良型ジムニー ノマド|2026年7月1日発売済み
5ドアのジムニー ノマドは、2026年1月30日に受注を再開し、改良モデルが2026年7月1日に発売されました。
価格は5速MT、4速ATともに292万6,000円です。
| グレード | 駆動方式 | 変速機 | WLTC燃費 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| FC | パートタイム4WD | 5速MT | 14.9km/L | 292万6,000円 |
| FC | パートタイム4WD | 4速AT | 13.6km/L | 292万6,000円 |
抽選申込期間は終了。3月1日以降は通常受注と案内
受注再開時には、2026年1月30日~2月28日の申込分について、抽選で納車順を決定する方式が採用されました。
スズキの案内では、3月1日以降の注文は通常通り受け付けるとしています。今も抽選申込期間が続いていると誤解しないようにしましょう。
受注できることと、すぐに納車できることは別です。現在の受付状況や納期は販売店へ確認してください。
改良型ジムニー ノマドの変更点
- デュアルセンサーブレーキサポートIIを採用
- 車線逸脱抑制機能を標準装備
- 4速AT車に全車速追従ACCを採用
- カラーのマルチインフォメーションディスプレイを採用
- スズキコネクトに対応
- 新色グラナイトグレーメタリックを追加
- 9インチディスプレイオーディオをメーカーオプション設定
待望の5ドアというだけでなく、安全装備と快適装備が改善されたことで、長距離移動や家族での利用もしやすくなりました。
ただし、4速ATという基本構成は変わっていません。
一般的なクロスオーバーSUVのような静粛性、燃費、乗り心地、高速走行時の余裕を期待すると、購入後に違和感を持つ可能性があります。
ジムニー ノマドは、便利になったジムニーであって、乗用SUVへ完全に変わった車ではありません。
悪路走破性やデザインに価値を感じる人には魅力的ですが、街乗りだけならフロンクスやクロスビーも比較したほうがよいでしょう。

e SKY|2026年10月6日デビューを公式予告
e SKY(イースカイ)は、スズキ初の軽乗用BEVです。
2026年8月24日に先行情報が公開され、現在は公式専用サイトで2026年10月6日デビューと案内されています。
当初の「2026年秋」から具体的な日付が示されたため、軽EVを検討している人にとっては、価格や装備の正式発表を待つ段階に入りました。
ただし、2026年10月2日時点では先行紹介ページです。販売開始日、納車時期、価格、グレード別の装備・諸元は正式発表で確認したいところです。
日常の軽自動車から自然に乗り換えることが開発テーマ
開発コンセプトは「Easy to Switch」。通勤、買い物、送迎など、これまで軽自動車が担ってきた用途を重視しています。
公式サイトでも、充電、日常での操作性、静粛性、外部給電などを紹介しています。
購入検討では、航続距離の数字に加えて、自宅で充電できるか、いつもの移動を無理なくこなせるかが大切です。普段の使い方に合う軽EVになるかを確認したいモデルです。
正式発表で確認したいのは価格・航続距離・充電性能
| 確認項目 | 購入判断のポイント |
|---|---|
| 車両価格とグレード | 欲しい安全・快適装備を含む総額で比較する |
| 正式な一充電走行距離 | 冬季や高速道路では使用条件による変化も考える |
| 充電性能 | 自宅の設備と、外出先で利用する充電器との相性を見る |
| 保証・点検体制 | バッテリー保証の条件も確認する |
| 補助制度 | 対象車種、登録時期、居住地域などの条件を確認する |
先行取材やプロトタイプで紹介された数値を、そのまま日本の市販車の確定値として扱わないことも重要です。
比較対象は日産サクラや三菱eKクロスEV。さらに、ガソリン軽からの買い替えなら、車両価格に充電設備費や日々のランニングコストを加え、現在の車を使い続ける場合とも比較したいところです。
出典:スズキ e SKY公式専用サイト、2026年8月24日先行情報公開、航続距離、充電性能も重要な比較ポイントになるでしょう。

新型ワゴンRはいつ?現行型は2025年12月に改良済み
次期ワゴンRのフルモデルチェンジ時期に関心が集まりますが、確認した公式情報では、次期型の具体的な発売日や価格は発表されていません。
一方で、現在販売されているワゴンRは、2025年12月15日に一部仕様変更を受けています。
現行型でも安全装備と乗り心地を改良
2025年12月の改良では、デュアルセンサーブレーキサポートIIや車線逸脱抑制機能、カラーのマルチインフォメーションディスプレイを採用しました。フロントデザインも刷新し、乗り心地や操縦安定性、静粛性を高める変更も行っています。
ステアリングヒーターはHYBRID ZXに採用。改良発表時の車両価格はZLが143万円から、HYBRID ZXが170万9,400円からです。ZLには5MTも設定されています。
つまり、「現行型は古いので、安全装備の進化を待つために次期型が必要」と単純には判断できません。今の車に欲しい装備が付いているかを確認したうえで、購入を考える方が現実的です。
次期型を待つべきか
2027年などの登場予想を見かけても、メーカーが発売日を示した情報とは区別する必要があります。
急いで買う必要がなく、次期型そのものに関心があるなら情報を待つ選択肢はあります。一方、車検や生活上の都合で買い替え時期が決まっているなら、現行ワゴンR、スペーシア、他社の軽自動車を比較して判断できます。
「新型を待つか」より先に、「現行型で必要な条件を満たせるか」を確認したいところです。
出典:スズキ・ワゴンR一部仕様変更(2025年12月15日)

次期ソリオの発売時期は?公式発表を待ちたい
次期ソリオの発売時期を予想する情報はありますが、確認した公式情報では、具体的な発売日や価格は示されていません。
「2027年後半以降」といった予想を、購入計画の確定日程として扱わないようにしましょう。現行ソリオの2025年改良に関する以下の説明は維持し、現在の使い勝手や必要装備を基準に比較します。
現行ソリオは2020年に登場し、2025年にはフロントデザイン、エンジン、安全装備を含む大規模な改良を受けています。
新しいZ12E型1.2Lエンジンも導入されたため、次のフルモデルチェンジがすぐに行われるとは限りません。
次期ソリオで期待される変更
次期型で期待されるのは、主に次のような内容です。
- 新世代ハイブリッド
- 燃費性能の向上
- モーター走行領域の拡大
- 走行時の静粛性向上
- 安全装備の進化
- スライドドアの利便性向上
- ルーミーとの差別化
ソリオの強みは、軽自動車より広く、一般的なミニバンより小さいことです。
狭い道路や駐車場でも扱いやすく、後席スライドドアを備えるため、子育て家庭や高齢者の送迎にも向いています。
次期型でも、車体をむやみに大きくするのではなく、現在の使いやすいサイズを維持してほしいところです。
現行ソリオは待たずに買ってもよい
現行ソリオは2025年に大きな改良を受けています。
そのため、次期型が正式発表されていない現段階で、数年先を想定して購入を待つ必要性は高くありません。
すぐにコンパクトなスライドドア車が必要なら、現行ソリオとトヨタ・ルーミーを比較して選んでよいでしょう。

次期スイフトスポーツの発売予定は?
スイフトスポーツの次期型を期待している人は多いと思います。
しかし2026年9月時点で、スズキは次期スイフトスポーツの日本発売、価格、エンジン、発売時期を正式発表していません。
現行世代のスイフトには通常モデルが用意されていますが、新しいスイフトスポーツについては不明な状態です。
将来的に登場するとしても、
- 1.4Lターボを継続するのか
- マイルドハイブリッド化するのか
- 6速MTを残すのか
- 車両価格がいくらになるのか
は確定していません。
「2027年に必ず発売される」と考えて現行車や他車の購入を見送るのはおすすめしません。
新車のコンパクトスポーツが欲しいなら、通常のスイフト5速MT、GRヤリス、ヤリス6速MT、シビックRSなど、現在購入できる車も含めて検討したほうが現実的です。

次期アルトはいつ発売される?
次期アルトについても、正式な発売日は発表されていません。
一方、スズキは今後の小型車開発において、軽量化をさらに進める方針を示しています。
アルトはもともと、
- 車両価格が安い
- 車体が軽い
- 燃費が良い
- 構造がシンプル
- 日常で扱いやすい
というスズキの基本思想を象徴する車です。
次期型でも、豪華装備を増やして高価格化するより、軽さと効率を磨く方向が期待されます。
ただし、現時点では次期型の価格、発売時期、100kg軽量化などの具体的な数値は確定していません。
2026年9月の技術戦略では、新しいハイブリッド開発にも言及
スズキは2026年9月25日、10年先を見据えた「技術戦略2026」を発表しました。
そのなかでは、シリーズHEV、新型ハイブリッドシステム(開発名称スーパーエネチャージ)、新開発直噴ターボエンジン、軽量化に関わるSライトなどの技術開発を挙げています。
EVの新車情報に目が向きやすい時期ですが、スズキの今後を見るうえでは、ハイブリッドや軽量化の進化も注目です。
ただし、これは技術開発の方針です。次期ワゴンRやソリオ、スイフトスポーツに、どの技術がいつ搭載されるかを確定する発表ではありません。
期待できる技術と、発売が決まった新型車を分けてチェックしていきたいところです。
2026~2027年のスズキで注目すべき車はどれ?
目的別に整理すると、次のようになります。
| 目的 | 注目モデル |
|---|---|
| 電動SUVが欲しい | e ビターラ |
| 軽EVを日常の足にしたい | e SKY |
| 仕事用のEVが欲しい | e エブリイ |
| アウトドア向け軽が欲しい | ハスラー タフワイルド |
| 5ドアの本格4WDが欲しい | ジムニー ノマド |
| 車中泊や荷物運搬を重視 | エブリイワゴン |
| 7~8人乗りが必要 | ランディ |
| 安価で使いやすい軽が欲しい | 現行アルト/ワゴンR |
| コンパクトなスライドドア車が欲しい | 現行ソリオ |
新型車だからすべての人に適しているわけではありません。
たとえば、e ビターラはスズキの新しい象徴になりそうな車ですが、約400万円からという価格を考えると、誰にでも勧められる車ではありません。
反対に、改良型ハスラーは安全装備の進化が大きく、軽自動車を日常や高速道路で幅広く使う人にとって、購入後の満足度が高くなりそうです。

今買うか、新型を待つか
新型車を待つべきかどうかは、車種によって異なります。
今買ってもよい車
- e ビターラ
- 改良型ハスラー
- 改良型エブリイ/エブリイワゴン
- 改良型ランディ
- 改良型ジムニー ノマド
- 現行ソリオ
これらは発売直後、または比較的新しい改良を受けたモデルです。
特にハスラーとジムニー ノマドは、2026年に安全装備が強化されています。
正式発表を待つ価値がある車
- e SKY
e SKYは2026年10月6日のデビューが予告されています。軽EVを検討中なら、正式な価格や装備、航続距離を確認してから比較する価値があります。
一方、次期ワゴンRは発売時期が公式発表されていません。現行型は2025年12月に改良済みなので、購入時期が決まっているなら現行車も含めて検討しましょう。
待ちすぎないほうがよい車
- 次期ソリオ
- 次期スイフトスポーツ
- 次期アルト
これらは正式な発売時期が発表されていません。
特にスイフトスポーツは、登場そのものを含めて未確定です。
必要な時期が決まっているなら、噂だけを理由に現在購入できる車を見送らないほうがよいでしょう。

スズキ新型車に関するよくある質問
2026年に発売されたスズキの新型車は?
主な新型車として、e ビターラが2026年1月16日、e エブリイが3月9日に発売されました。
ハスラー、エブリイ、ランディ、ジムニー ノマドも2026年に改良モデルが発売されています。
スズキの軽EVはいつ発売されますか?
軽乗用EV「e SKY」は、公式専用サイトで2026年10月6日デビューと予告されています。2026年10月2日時点では先行紹介段階のため、販売開始日、価格、納車時期は正式発表で確認する必要があります。
新型ワゴンRは2027年に発売されますか?
次期型の具体的な発売日は、確認した公式情報では示されていません。現行ワゴンRは2025年12月に安全装備やデザインの改良を受けています。次期型の登場予想と現行型の改良を区別して検討してください。
新型ソリオはいつ発売されますか?
次期型の具体的な発売時期は公式発表されていません。予想時期を購入計画の前提にせず、必要な時期と現行型の装備・使い勝手をもとに判断したいところです。
新型スイフトスポーツは発売されますか?
2026年9月時点で、次期スイフトスポーツの発売は正式発表されていません。
エンジン、価格、発売時期、6速MTの有無も未確定です。
ジムニー ノマドは2026年に受注再開しましたか?
2026年1月30日に受注を再開しました。1月30日~2月28日は抽選で納車順を決める申込期間で、公式案内では3月1日以降は通常通り受注するとしています。改良型は7月1日発売です。現在の注文可否や納期は販売店へ確認してください。
2026年のハスラーは何が変わりましたか?
フロントデザインに加えて、安全装備と運転支援機能が大きく進化しました。
ブラインドスポットモニター、リヤクロストラフィックアラート、全車速追従ACC、車線維持支援、電動パーキングブレーキ、ブレーキホールドが全車標準装備されています。
まとめ|2026年はスズキのEV展開が本格化した年
2026~2027年のスズキ新型車で、もっとも大きな変化は電気自動車の本格展開です。
2026年には、
- e ビターラ
- e エブリイ
- e SKY
という3つのBEVが普通乗用車、軽商用車、軽乗用車へ展開されます。
一方で、スズキがこれまで得意としてきたハスラー、ジムニー ノマド、エブリイも、安全装備と使い勝手を着実に進化させています。
現時点で特に注目したいのは、
- スズキ初の世界戦略BEVとなるe ビターラ
- 2026年10月6日デビュー予告の軽EV『e SKY』
- 安全装備が大幅に強化されたハスラー
- 受注が再開された5ドアのジムニー ノマド
です。
ワゴンRやソリオの次期型にも期待が集まりますが、こちらはまだ正式発表されていません。
新型車情報を見る際は、「発売予定と報じられている」という話と、「メーカーが発売日を発表した」という話を分けて考えることが重要です。
すでに改良されたハスラーやジムニー ノマドが用途に合うなら、未確定の次期型を何年も待つ必要はありません。
一方、軽EVを検討しているなら、10月6日にデビューが予告されているe SKYの正式情報を確認してから判断する価値があります。
2026年のスズキは、従来の「軽くて安く、使いやすい車」という強みに、電動化という新しい選択肢を加え始めました。
2027年にワゴンRやソリオの次期型、ハイブリッドや軽量化技術の今後も含め、今後の発表に注目です。
026年に発売された国産・輸入SUVのおすすめはこちらでまとめています。

