ホンダが北米で販売している大型SUV「PASSPORT(パスポート)」を、2026年後半から日本市場へ導入します。
今回、日本で販売される予定なのは、オフロード性能と快適装備を両立した上級グレード「Passport TrailSport Elite」です。
パスポートという車名を初めて聞く人も多いと思います。
日本で販売されているヴェゼルやZR-V、CR-Vとは異なり、パスポートは北米向けに開発された本格的なミドルサイズSUVです。
全長は約4.86m、全幅は約2.02m。3.5L V型6気筒ガソリンエンジンを搭載し、285馬力を発生します。
サイズもエンジンも、日本で一般的なホンダSUVとはまったく異なります。
さらに、オフロード向けサスペンション、オールテレーンタイヤ、スキッドプレート、牽引装置などを備え、アウトドアでの使用を強く意識しています。
一方で、日本の道路で全幅2mを超えるボディを扱えるのか、燃費や税金はどの程度になるのか、価格はいくらになるのかという不安もあります。
結論から言うと、パスポート TrailSport Eliteは、ランクル250や新型パジェロとは異なる「北米型のアウトドアSUV」に魅力を感じる人には、非常に面白い選択肢です。
ただし、車体の大きさと維持費を考えると、誰にでもおすすめできるSUVではありません。
この記事では、日本導入が決定したホンダ・パスポートの発売時期、価格予想、サイズ、エンジン、オフロード性能を整理し、ランクル250や新型パジェロとの違いまで解説します。

ホンダ・パスポートの日本発売が正式決定
ホンダは2026年3月5日、米国で生産する2車種を日本市場へ導入すると発表しました。
導入が決定したのは次の2台です。
- ACURA INTEGRA Type S
- Honda PASSPORT TRAILSPORT ELITE
いずれも米国で生産され、2026年後半から順次発売される予定です。
つまり、パスポートの日本導入は単なる噂ではありません。
ホンダから正式に発表された計画です。
ただし、2026年9月時点では、具体的な発売日、日本価格、販売方法、日本仕様の詳細までは発表されていません。
ホンダは、米国製乗用車を対象とした新しい認定制度を活用して導入すると説明しています。
通常の日本向け量産車とは異なる方法で販売される可能性があり、販売台数や取扱店舗が限定されることも考えられます。

パスポートとはどんなSUV?
ホンダ・パスポートは、北米市場を中心に販売されている5人乗りSUVです。
現在のモデルは2026年モデルとして大幅に刷新され、従来型よりも角張った、SUVらしいデザインになりました。
日本で販売されているホンダSUVを大きさ順に並べると、おおよそ次のような位置関係になります。
| 車種 | 特徴 |
|---|---|
| ヴェゼル | コンパクトSUV |
| ZR-V | 都市型ミドルSUV |
| CR-V | ファミリー向けミドルSUV |
| パスポート | 北米向け大型5人乗りSUV |
パスポートは、3列シートを備えた北米向けSUV「パイロット」と基本構造を共有しています。
ただし、パスポートは3列目を持たない5人乗りです。
3列目を設けない代わりに、後席と荷室を広く取り、アウトドア用品や大きな荷物を積みやすくしています。
日本の感覚では「5人しか乗れないのに大きすぎる」と感じるかもしれません。
一方、キャンプ、サーフィン、釣り、車中泊など、乗車人数より荷室の広さを重視する人には合理的な設計です。
日本に導入されるのはTrailSport Elite
北米では複数のグレードが用意されていますが、日本導入が発表されたのは「TrailSport Elite」です。
TrailSportは、ホンダが展開するオフロード志向のグレードです。
単にバンパーやホイールを変えただけではなく、悪路走行を考えた専用装備が採用されています。
TrailSport Eliteの主な装備
- オフロード向け専用サスペンション
- 18インチホイール
- 275/60R18オールテレーンタイヤ
- エンジンや燃料タンクを保護するスキッドプレート
- 高視認性リカバリーフック
- Class IIIトレーラーヒッチ
- TrailWatchマルチビューカメラ
- パノラマムーンルーフ
- 前席シートヒーター・ベンチレーション
- ステアリングヒーター
- 後席用エアコン操作部
- 後席ドアサンシェード
- BOSEプレミアムオーディオ
- ハンズフリー電動テールゲート
- 3ゾーンオートエアコン
TrailSport Eliteは、パスポートの悪路走破性と快適装備を両方備えた上級仕様です。
日本へ廉価グレードを入れるのではなく、最初から商品力の高いTrailSport Eliteを選んだのは、販売台数よりも個性を重視したためでしょう。
パスポートTrailSport Eliteのボディサイズ
北米仕様のボディサイズは次のとおりです。
| 項目 | 北米仕様 |
|---|---|
| 全長 | 約4,864mm |
| 全幅 | 約2,017mm |
| 全高 | 約1,857mm |
| ホイールベース | 約2,885mm |
| 最低地上高 | 約211mm |
| 乗車定員 | 5人 |
| 車両重量 | 約2,134kg |
最大の注意点は、約2,017mmという全幅です。
ドアミラーを除いた車体だけで2mを超えています。
日本で大型と言われるSUVと比較しても、かなり幅があります。
| 車種 | 全長 | 全幅 | 全高 |
|---|---|---|---|
| ホンダ パスポート | 約4,864mm | 約2,017mm | 約1,857mm |
| トヨタ ランクル250 | 約4,925mm | 約1,980mm | 約1,925mm |
| 三菱 トライトン | 約5,320mm | 約1,865mm | 約1,795mm |
| ホンダ CR-V | 約4,690mm | 約1,865mm | 約1,680mm |
| ホンダ ZR-V | 約4,570mm | 約1,840mm | 約1,620mm |
パスポートはランクル250より全長が少し短い一方、全幅はさらに広い車です。
全長だけを見れば日本でも扱えそうですが、狭い道路や駐車場では幅が問題になります。
機械式駐車場はほぼ難しい
一般的な機械式駐車場では、全幅1,850mm以下、車重2,000kg以下などの制限があります。
パスポートは全幅約2,017mm、車重約2.1tなので、多くの機械式駐車場には入りません。
平置き駐車場でも、区画幅が2.5m程度では、隣に車がいると乗り降りに苦労する可能性があります。
購入前には、自宅の駐車場だけでなく、普段利用する商業施設、勤務先、旅行先の駐車環境も確認する必要があります。
狭い住宅街では神経を使う
東京都内や古い住宅地には、道路幅が4m程度しかない場所もあります。
対向車とのすれ違い、電柱、ガードレール、路上駐車などを考えると、全幅2m超は簡単なサイズではありません。
周囲を映せるマルチビューカメラは便利ですが、物理的な車幅が小さくなるわけではありません。
地方の広い道路や郊外を中心に使う人と、都市部の細い道を毎日走る人では、評価が大きく変わる車です。
エンジンは3.5L V6ガソリン
パスポートには、3.5L V型6気筒ガソリンエンジンが搭載されています。
| 項目 | 北米仕様 |
|---|---|
| エンジン | 3.5L V型6気筒ガソリン |
| 最高出力 | 285hp |
| トランスミッション | 10速AT |
| 駆動方式 | i-VTM4 AWD |
| 牽引能力 | 最大5,000ポンド |
| ドライブモード | 7種類 |
最高出力285hpは、約289PSに相当します。
ハイブリッドでもターボでもなく、大排気量の自然吸気V6エンジンを搭載する点が、現在の日本市場では非常に珍しく感じられます。
アクセルを踏んだときの自然な反応、V6らしい滑らかさ、高速道路での余裕は、ダウンサイジングターボやハイブリッドにはない魅力です。
一方で、燃費や税金では不利になります。
パスポートの燃費はどのくらい?
米国仕様TrailSport EliteのEPA燃費は、次のように公表されています。
- 市街地:18mpg
- 高速道路:23mpg
日本で使われるkm/Lへ単純換算すると、おおよそ次の水準です。
- 市街地:約7.7km/L
- 高速道路:約9.8km/L
日本のWLTCモードとは試験方法が異なるため、直接比較はできません。
それでも、低燃費なSUVではないことは明らかです。
実際の使用環境では、街中や短距離走行で6~8km/L前後、高速道路中心なら9~11km/L前後が一つの目安になりそうです。
ただし、これは北米仕様の数値から考えた推測であり、日本仕様の正式燃費ではありません。
年間1万km走行し、実燃費8km/L、ガソリン価格180円/Lと仮定すると、年間燃料代は約22万5,000円です。
街中での使用が多い場合や、燃料価格が上昇した場合は、さらに負担が増えます。
3.5Lエンジンの自動車税
日本で3.5Lエンジン車として登録された場合、排気量区分は3.0L超~3.5L以下となります。
現在の税制を前提にすると、自動車税種別割は年間約5万7,000円です。
これに加えて、
- 自動車重量税
- 任意保険
- 18インチオールテレーンタイヤ
- エンジンオイル
- 車検
- ガソリン代
などがかかります。
パスポートはホンダ車だから維持しやすそうに見えますが、維持費は一般的な国産ミドルSUVより高くなると考えた方がよいでしょう。
i-VTM4はどのような4WD?
パスポートには、第2世代の「i-VTM4」AWDシステムが採用されています。
i-VTM4は、走行状況に応じて前後だけでなく、左右後輪への駆動力も制御する四輪駆動システムです。
カーブでは外側後輪へ積極的に駆動力を配分し、車両を曲げる方向へ働かせます。
滑りやすい路面での安定性だけでなく、オンロードでの旋回性能にも効果があります。
設定されるドライブモードは次の7種類です。
- Normal
- ECON
- Sport
- Snow
- Trail
- Sand
- Tow
TrailSportでは、これにオフロード専用サスペンションとオールテレーンタイヤが組み合わされます。
最低地上高は約211mm、アプローチアングルは23度です。
岩場を走るためのラダーフレーム車とは成り立ちが異なりますが、キャンプ場までの未舗装路、雪道、砂地、ぬかるみなどでは十分な性能が期待できます。
パスポートは本格クロカンなのか?
パスポートは見た目も装備も本格的ですが、ランクル250や新型パジェロとは車体構造が異なります。
パスポートは乗用車系のモノコックボディです。
一方、ランクル250や新型パジェロは、悪路での耐久性に適したラダーフレームを採用しています。
モノコックのメリット
- 舗装路での乗り心地を作りやすい
- 車内を広く設計しやすい
- 車体剛性を確保しやすい
- SUVでも乗用車に近い運転感覚
- 日常で扱いやすい
ラダーフレームのメリット
- 過酷な悪路での耐久性が高い
- 強いねじれや衝撃に対応しやすい
- 本格的な牽引やオフロード走行に向く
- 長期間の業務用途にも適する
パスポートは「クロカンのようなデザインと装備を持つ、快適な5人乗りSUV」と考えるのが適切です。
日常のほとんどを舗装路で過ごし、休日にキャンプやアウトドアへ出かける使い方なら、ラダーフレーム車よりパスポートの方が快適に感じる可能性があります。
荷室が広く車中泊にも使いやすい
パスポートの大きな魅力が、広い荷室です。
3列シートを持たないため、ボディ後半を後席と荷室へ使えます。
後席は60対40の分割可倒式で、倒すと大きな荷室を作れます。
ホンダの北米公式サイトでも、後席を倒して就寝スペースとして使用できることが紹介されています。
全幅が広いため、荷室の横方向にも余裕があります。
- キャンプ用品
- サーフボード
- 自転車
- 釣り道具
- 大型クーラーボックス
- 犬用ケージ
- 車中泊用品
などを積みやすいでしょう。
床下収納も用意され、細かな道具や緊急用品を分けて収納できます。
また、北米ではフルサイズのスペアタイヤ、ルーフプラットフォーム、MOLLEパネル、テールゲートテーブルなど、多数のアウトドア用品が用意されています。
これらが日本仕様でも選べるかは未発表ですが、純正アクセサリーまで含めて楽しめるなら、パスポートの大きな魅力になります。

日本価格はいくらになる?
2026年9月時点で、日本価格は発表されていません。
北米でのPassport TrailSport Eliteの車両価格は、5万2,650ドルからです。
単純に1ドル150円で換算すると、約790万円になります。
ただし、海外価格を為替換算しただけでは日本価格を正確に予測できません。
日本への輸送費、認証費用、仕様変更、販売体制などが加わる一方、日本市場向けに価格が調整される可能性もあります。
現時点では、次の価格帯を想定しておくのが現実的でしょう。
| 想定 | 予想価格 |
|---|---|
| 戦略的な価格設定 | 700万円台前半 |
| 為替を反映した価格 | 750万~850万円 |
| 少量輸入・専用仕様 | 850万円以上 |
個人的には、750万~850万円前後が中心になると予想します。
ホンダとしては高額ですが、北米で5万ドルを超える上級グレードをそのまま導入することを考えると、600万円台へ抑えるのは簡単ではありません。
一方、850万円を大きく超えると、ランクル250だけでなく、レクサスRXや輸入SUVも比較対象になります。
価格設定は、パスポートが日本で受け入れられるかを左右する最大のポイントです。
左ハンドルのまま発売される?
現時点で、右ハンドル・左ハンドルのどちらになるかは正式発表されていません。
パスポートは北米向けに開発・生産されている車で、北米仕様は左ハンドルです。
日本専用に右ハンドル仕様を新たに開発すると、部品、認証、生産工程などに大きなコストがかかります。
今回の導入が米国生産車向けの認定制度を活用することからも、左ハンドルのまま販売される可能性はあります。
ただし、ホンダから確定情報は出ていないため、現段階で左ハンドルと断定はできません。
左ハンドルだった場合の注意点
- 右折時に対向車が見えにくい
- 駐車券を取りにくい
- 狭い道で左側へ寄せにくい
- 追い越し時の前方確認に気を使う
- 家族が運転しにくい可能性がある
全幅2m超に左ハンドルが組み合わされると、日本での運転難易度はさらに上がります。
正式発表時には、価格と同じくらい注目したいポイントです。
ランクル250との違い
日本でパスポートを検討する場合、最も比較されやすいのがランドクルーザー250でしょう。
| 比較項目 | パスポート TrailSport Elite | ランクル250 |
|---|---|---|
| 車体構造 | モノコック | ラダーフレーム |
| 乗車定員 | 5人 | 5人/7人 |
| エンジン | 3.5L V6ガソリン | 2.7Lガソリン/2.8Lディーゼル |
| 駆動方式 | i-VTM4 AWD | フルタイム4WD |
| 全長 | 約4,864mm | 約4,925mm |
| 全幅 | 約2,017mm | 約1,980mm |
| 得意な用途 | 日常・高速・アウトドア | 悪路・耐久性・長距離 |
| 日本での販売体制 | 未発表 | トヨタ正規販売網 |
悪路での耐久性やリセール、国内での整備性を優先するなら、ランクル250が有利です。
一方、舗装路での乗り心地、後席と荷室の広さ、V6ガソリンの滑らかさ、北米SUVらしい雰囲気では、パスポートに独自の魅力があります。
ランクル250は本格クロカンとして選ばれる車ですが、パスポートはアウトドアを楽しむための大型5人乗りSUVです。
似ているようで、目指している方向は少し異なります。

新型パジェロとの違い
2026年に世界初公開された新型パジェロも、比較候補になります。
新型パジェロは、ラダーフレームとディーゼルエンジン、三菱独自のS-AWCを組み合わせた7人乗りクロカンSUVです。
| 比較項目 | パスポート | 新型パジェロ |
|---|---|---|
| 車体構造 | モノコック | ラダーフレーム |
| 乗車定員 | 5人 | 7人 |
| エンジン | 3.5L V6ガソリン | ディーゼル |
| 強み | 快適性・荷室・V6 | 悪路性能・3列シート |
| 主な用途 | 日常+アウトドア | クロカン+ファミリー |
| 日本発売 | 2026年後半から順次 | 2026年秋予定 |
3列目が必要なら、新型パジェロが有力です。
反対に、3列目を使わず、2列目と荷室の広さを重視するならパスポートが向いています。
年間走行距離が多い場合はディーゼルのパジェロ、走行距離が少なくV6の滑らかさを楽しみたい場合はパスポートという選び方もできます。

パスポートTrailSport Eliteのメリット
北米SUVらしいデザイン
現在のパスポートは、角張ったボディ、立ったフロントグリル、アンバーのデイタイムランニングライトなど、SUVらしい力強いデザインです。
最近のホンダ車に多い都会的で滑らかなデザインとは、かなり印象が異なります。
ZR-VやCR-Vでは物足りないと感じる人にも、パスポートなら響く可能性があります。
3.5L V6エンジン
電動化が進むなか、自然吸気V6を新車で選べること自体が魅力です。
燃費では不利ですが、滑らかな回転感や高速道路での余裕は、パスポートを選ぶ理由になります。
5人乗りに割り切った広い室内
全長約4.86mのボディを5人乗りとして使うため、後席と荷室に余裕があります。
家族4~5人でアウトドアへ出かける用途には適しています。
オフロード装備が充実
TrailSport Eliteは、見た目だけのアウトドア仕様ではありません。
専用サスペンション、オールテレーンタイヤ、スキッドプレート、リカバリーフック、TrailWatchなど、実用的な装備を備えています。
日本では珍しい存在
パスポートは、街中で頻繁に見かける車にはならないでしょう。
ランクルやハリアーとは違うSUVを選びたい人にとって、希少性も魅力になります。
パスポートの欠点と注意点
全幅2m超は大きすぎる
最大の欠点です。
購入前に自宅の駐車場へ入るかだけでなく、ドアを開けられるか、周辺道路ですれ違えるかまで確認する必要があります。
燃費がよくない
3.5L V6、AWD、約2.1tの車体なので、燃費は期待できません。
街乗り中心では、給油回数と燃料代が負担になる可能性があります。
年間税金とタイヤ代が高い
3.5Lエンジンの自動車税に加え、275/60R18のオールテレーンタイヤも安くありません。
購入価格だけでなく、5年間の維持費まで考えた方がよい車です。
左ハンドルの可能性がある
右ハンドル化されない場合、全幅の広さと合わせて日常の扱いに注意が必要です。
リセールは予測しにくい
日本での販売台数が少なければ希少価値が付く可能性があります。
一方、知名度が低く、買い手が限られることで中古相場が伸びない可能性もあります。
ランクル250のような高いリセールを前提に購入するのは危険です。
整備・部品供給を確認したい
ホンダが正規導入するため、並行輸入車より安心感はあります。
それでも、北米専用部品の在庫や修理期間、対応店舗については、購入前に確認しておきたいところです。
パスポートがおすすめの人
- 北米SUVのデザインが好き
- V6エンジンに魅力を感じる
- 3列シートは必要ない
- 後席と荷室の広さを重視する
- キャンプや釣り、サーフィンを楽しむ
- 郊外を中心に走る
- 自宅に広い平置き駐車場がある
- ランクル以外の大型SUVを探している
- 燃費より走りと雰囲気を優先する
おすすめしにくい人
- 狭い住宅街に住んでいる
- 機械式駐車場を利用する
- 家族も頻繁に運転する
- 燃費と維持費を抑えたい
- 3列シートが必要
- 高いリセールを重視する
- 年間走行距離が多い
- 左ハンドル車を避けたい
- 国内での整備性を最優先する

結論|パスポートTrailSport Eliteは買いか?
ホンダ・パスポート TrailSport Eliteは、日本の道路環境だけを考えれば合理的な車ではありません。
全幅は約2.02mあり、3.5L V6エンジンの燃費や税金も軽くありません。
価格も750万~850万円前後になる可能性があり、ランクル250、新型パジェロ、レクサスRXなどが比較対象になります。
それでも、角張った北米SUVらしいデザイン、V6エンジン、広い5人乗り室内、本格的なTrailSport装備には、ほかのホンダ車にはない魅力があります。
パスポートは、万人向けに販売台数を伸ばすためのSUVではありません。
「ホンダが日本で販売する、少し無駄があって面白い北米SUV」という点に価値があります。
自宅に広い駐車場があり、都市部の細い道を頻繁に走らず、アウトドアや長距離ドライブを楽しみたい人には、買う価値があります。
一方、日常の扱いやすさ、燃費、3列シート、リセールを重視するなら、ランクル250や新型パジェロ、CR-Vなどを選ぶ方が現実的です。
正式な価格、発売日、ハンドル位置が明らかになれば、評価は大きく変わります。
特に注目したいのは、次の3点です。
- 日本価格が800万円を下回るか
- 右ハンドル仕様が用意されるか
- 全国のHonda Carsで購入・整備できるか
この3つが好条件でそろえば、パスポート TrailSport Eliteは、日本の大型SUV市場でかなり面白い存在になるでしょう。
よくある質問
ホンダ・パスポートは日本で発売されますか?
ホンダが日本導入を正式に発表しています。2026年後半から順次発売される予定ですが、具体的な発売日はまだ発表されていません。
日本に導入されるグレードは何ですか?
オフロード志向の上級グレード「Passport TrailSport Elite」が導入される予定です。
パスポートの価格はいくらですか?
日本価格は未発表です。北米価格は5万2,650ドルからで、日本では750万~850万円前後になる可能性があります。ただし、これは為替や輸送費を基にした予想です。
パスポートのサイズはどのくらいですか?
北米仕様は全長約4,864mm、全幅約2,017mm、全高約1,857mmです。ランクル250より全長は少し短いものの、全幅は広くなります。
パスポートは何人乗りですか?
5人乗りです。3列目はなく、後席と荷室の広さを重視しています。
パスポートは右ハンドルですか?
日本仕様のハンドル位置はまだ正式発表されていません。北米仕様は左ハンドルのため、そのまま導入される可能性もあります。
パスポートの燃費はどのくらいですか?
米国EPA燃費はTrailSport系で市街地18mpg、高速道路23mpgです。単純換算では約7.7km/L、約9.8km/Lですが、日本のWLTC燃費とは測定方法が異なります。
ランクル250とどちらがおすすめですか?
悪路での耐久性、リセール、国内整備網、3列シートを重視するならランクル250が有力です。舗装路での快適性、広い5人乗り室内、V6エンジン、希少性を重視するならパスポートが向いています。
※日本仕様の価格・装備・発売日・ハンドル位置は未発表です。日本導入についてはホンダ公式発表、北米仕様についてはHonda Passport米国公式サイトを基に整理しています。
