**2026年9月16日、トヨタはランドクルーザー“300”シリーズの一部改良を発表し、10月1日に発売すると公表しました。**最大のニュースは、国内向け300シリーズにハイブリッド車が加わることです。さらに3.3LディーゼルのGXは実用性を重視した仕様となり、各グレードの装備も見直されました。
「ハイブリッドは何人乗り?」「ディーゼルとどちらを選ぶ?」「いくらになる?」を、トヨタの公表情報に沿って整理します。この記事は2026年9月24日時点の内容です。発売予定日や販売店での取り扱いは、購入時に最新情報を確認してください。
先に結論:今回の変更は3つ
| ポイント | 公表された内容 |
|---|---|
| ハイブリッド車の追加 | 3.5LハイブリッドをZXとGR SPORTに設定。どちらも4WD・7人乗り |
| GXの見直し | 3.3Lディーゼル・5人乗り。電動デフロックなど、オフロードでの実用を意識した仕様 |
| 装備の拡充 | おくだけ充電などを全車に標準化。上級グレードにも装備を追加 |
7人乗りの300を新車で選びたい人には、ハイブリッドが大きな選択肢になります。 一方、ディーゼル車は今回掲載されているZX・GR SPORT・GXが5人乗りです。パワートレーンの違いに加え、乗車定員と荷室の使い方まで確認して選びましょう。
2026年改良ランクル300の価格・グレード
トヨタの商品サイトで確認できるメーカー希望小売価格は次のとおりです。
| グレード | エンジン | 乗車定員 | メーカー希望小売価格(税込) |
|---|---|---|---|
| GX | 3.3Lディーゼル | 5人 | 630万800円 |
| ZX | 3.3Lディーゼル | 5人 | 875万500円 |
| GR SPORT | 3.3Lディーゼル | 5人 | 915万900円 |
| ZX | 3.5Lハイブリッド | 7人 | 980万1,000円 |
| GR SPORT | 3.5Lハイブリッド | 7人 | 1,020万300円 |
いずれもトヨタの掲載価格です。オプションや登録諸費用などは別途必要で、実際の販売価格は販売店で確認してください。また、「発表・発売予定」と「希望する仕様を注文できる・早く納車される」は別の話です。納期や受注方法をこの記事の価格表から推測しないようにしましょう。
ハイブリッドはZXとGR SPORTに設定
新たな3.5Lハイブリッドは、ZXとGR SPORTの2グレードです。トヨタ関連サービスのKINTOによる改良解説では、ツインターボエンジンとモーターを組み合わせたパラレルハイブリッドと説明されています。オンロードでの加速と、オフロードでのコントロール性を意識した構成です。電動パワーステアリングも採用されています。
ハイブリッド車は7人乗り。5:5分割で格納できる電動サードシートとフレキシブルデッキボードが用意され、AC100V・1,500Wのアクセサリーコンセントと非常時給電システムも備えます。災害時の利用を考えている人は、給電できる条件や操作方法を購入前に取扱説明書で確認してください。
注意したいのは燃料です。トヨタのFAQによると、ハイブリッド車は無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)、ディーゼル車は軽油を使用します。ハイブリッドだから燃料費まで必ず安くなるとは言えません。走行距離と実際の燃費、燃料単価を合わせて考えましょう。
ディーゼルGXは「安いだけの300」ではない
今回のGXは3.3Lディーゼル・5人乗りです。KINTOの改良解説では、前後の電動デフロックや18インチタイヤ、アルミサイドステップなどを挙げ、オフロードの実用性に焦点を当てています。シート表皮はファブリック、前席はマニュアル調整とされ、上級グレードとは装備の考え方が異なります。
GXを検討するなら、価格差だけを見るより「前後の電動デフロックを使う環境があるか」「5人乗りで足りるか」「上級グレードで欲しい快適装備は何か」を確認すると選びやすいでしょう。
装備の見直しも購入判断に影響する
KINTOが公開した変更点によると、おくだけ充電、ITS Connect、寒冷地仕様、ETC2.0ユニットなどが全車標準装備となりました。ZX・GR SPORTには、ルーフレール、クールボックス、JBLプレミアムサウンドシステム、リヤシートエンターテインメントシステム、デジタルインナーミラー、前後方ドライブレコーダーなどが標準装備として挙げられています。
実際の注文では、グレードとパワートレーンごとの装備一覧を確認してください。発売前後は旧年式の在庫車や中古車も流通するため、「ランクル300 ZXだから同じ装備」と判断せず、対象車両の年式と見積書を照合するのが確実です。
ハイブリッドとディーゼル、どちらを選ぶ?
| 重視すること | 検討の目安 |
|---|---|
| 7人乗り・電源装備を使いたい | ZX/GR SPORTのハイブリッド |
| 軽油を使う5人乗りがよい | ZX/GR SPORT/GXのディーゼル |
| オフロード装備の使い方が明確 | GXの仕様を上級車と比較 |
| 上級装備や意匠を重視 | ZXとGR SPORTの装備・外観を実車で比較 |
これはスペックに基づく選び分けの目安です。燃費、維持費、乗り心地、購入条件まで一律に優劣を決めるものではありません。大きな車を日常で使う点が気になるなら、ランクル250を日本で使う際の注意点も参考に、駐車場や通行経路を確認してください。

「10月1日発売」は受注再開や即納を意味する?
トヨタの発表は2026年10月1日の発売予定を示しています。一方、店舗ごとの割り当て、申込方法、納期をすべての購入希望者に保証する内容ではありません。検討するグレードの注文受付や納車時期は販売店に直接確認してください。古い受注情報をそのまま今回の改良車に当てはめないようにしましょう。

まとめ
2026年のランクル300は、ハイブリッドの追加、GXのオフロード志向への見直し、装備の拡充が柱です。特にハイブリッド車の7人乗りと、ディーゼル車の5人乗りは選択を分ける要素になります。10月1日の発売予定を前に、まずは自分に必要な座席数、燃料、オフロード装備、快適装備を決め、販売店で支払総額と注文条件を確かめるのがよいでしょう。
