三菱新型車予定2026~2027|発売日・価格・モデルチェンジ一覧

「2026年から2027年に発売される三菱の新型車は?」

「新型パジェロはいつ日本で発売される?」

「デリカD:5はフルモデルチェンジしないの?」

三菱自動車の国内シェアだけを見ると、トヨタやスズキほど車種が多いメーカーではありません。

しかし、SUV、4WD、PHEVという分野に限れば、三菱には他メーカーで簡単に代用できない車がそろっています。

アウトランダーPHEV、デリカD:5、トライトン、デリカミニ。そして2026年9月には、三菱を象徴する新型パジェロが世界初公開されました。

新型パジェロが発表されると、SNSでは「ランドクルーザーのほうがいい」「ジムニーで十分」といった声も見られました。

ただ、パジェロはランドクルーザーやジムニーの代用品ではありません。

三菱の4WD技術、ラリーで積み重ねてきた経験、長距離を快適に走れるクロスカントリーSUVという独自の歴史があるからこそ、復活を待ち続けてきた人がいます。

今回の反響を見ても、パジェロという名前に今も一定以上のファンがいることが分かります。

この記事では、2026年から2027年にかけて登場する三菱の新型車、一部改良モデル、今後発売される可能性のある車種を整理します。

なお、メーカーから正式に発表された情報と、報道や予想段階の情報は分けて紹介します。

あわせて読みたい
三菱「デリカD:6」はPHEVで生まれ変わる? 次期型を本気で考察、ついでに“パジェロ顔”で勝手に予想してみた ※三菱自動車は、次期デリカの車名、発売時期、価格、パワートレインなどを正式発表していません。本記事の前半は現行車や公開済み技術をもとにした考察、後半は「こんな...
目次

三菱新型車・モデルチェンジ予定2026~2027一覧

まずは、2026年から2027年にかけての三菱自動車の主な動きを一覧で確認してみましょう。

車種発売・発表時期主な内容価格状況
デリカD:52026年1月9日大幅改良・S-AWC採用451万~494万4,500円発売済み
トライトン2026年2月19日乗り心地・装備を改良551万8,700円発売済み
ミニキャブ バン/タウンボックス2026年5月28日安全装備を強化グレードによる発売済み
アウトランダーPHEV2026年6月25日運転支援・利便性を改良536万9,100円~690万1,400円発売済み
eKクロス/eKワゴン2026年8月27日安全・利便装備とカラーを変更154万3,300円~222万5,300円発売済み
新型パジェロ2026年9月2日世界初公開フルモデルチェンジ・国内復活未発表2026年度に日本投入予定
次期デリカD:5/デリカD:6未定フルモデルチェンジ説未発表公式発表なし
ELEVANCE Concept市販型未定電動クロスオーバーSUV未発表市販化未発表
デスティネーター国内未定3列シートSUV未発表海外市場向け
新型エクリプスクロス国内未定欧州向けBEV未発表日本導入未発表

2026年の三菱は、まったく新しい車を次々と投入するというより、主力モデルの商品力を高めながら、新型パジェロの復活へつなげる年になっています。

2026年9月|新型パジェロを世界初公開

2026年最大のニュースは、やはり新型パジェロです。

三菱自動車は2026年9月2日、新型クロスカントリーSUV「パジェロ」を世界初公開しました。

日本向けパジェロは2019年に生産を終了しており、国内では7年ぶりの復活です。

新型パジェロは、三菱自動車が自ら「新世代のフラッグシップモデル」と位置づけています。

単に昔の車名を復活させたSUVではなく、今後の三菱ブランドを象徴する重要なモデルです。

新型パジェロの主な特徴

新型パジェロには、次のような特徴があります。

  • トライトンをベースに改良したラダーフレーム
  • 専用開発のキャビンと前後サスペンション
  • スーパーセレクト4WD-II
  • 車両運動統合制御システムS-AWC
  • 本格的な悪路走破性
  • 日常でも扱いやすい快適性
  • 3列シートを備えた室内
  • 三菱の最上級車にふさわしい内外装

3代目、4代目パジェロでは、ボディとフレームを一体化したビルトインラダーフレーム構造が採用されていました。

一方、新型パジェロでは、シャシーとボディを分けた本格的なボディー・オン・フレーム構造へ戻っています。

トライトンのラダーフレームをそのまま流用しただけではなく、クロスメンバーの追加、高張力鋼板の採用範囲拡大、サイドメンバーの大断面化などによって、耐久性とねじり剛性を高めています。

ピックアップトラックらしい頑丈さをベースにしながら、パジェロ専用の乗り心地や操縦安定性を与えたモデルです。

新型パジェロのサイズや装備、予想価格、ランクル250・トライトンとの違いについては、こちらの記事で詳しく整理しています。

あわせて読みたい
新型パジェロは買いか?2026年復活・価格予想とランクル250/トライトンとの違い 三菱自動車が、5代目となる新型「パジェロ」を世界初公開しました。 国内向けパジェロは2019年に生産を終了しており、日本では約7年ぶりの復活です。 公開された新型パ...

新型パジェロの日本発売日はいつ?

三菱自動車は、新型パジェロについて2026年度中にタイ、日本、オーストラリアへ投入すると発表しています。

ここで注意したいのが「2026年度」という表現です。

2026年度は2026年4月から2027年3月までを指すため、日本発売が2027年初頭になる可能性もあります。

2026年9月時点では、日本での正確な発売日、グレード構成、価格は発表されていません。

したがって、「2026年中に必ず発売される」「価格は○○万円で確定」と断定することはできません。

ただし、日本への投入自体はメーカーが正式に発表しています。発売されるかどうか分からない復活説ではなく、国内復活が決まったモデルです。

ランドクルーザーやジムニーとは別の魅力がある

新型パジェロの話題では、ランドクルーザー250やジムニーと比較されることがあります。

しかし、この3台はサイズも価格も用途も大きく異なります。

車種主な立ち位置
新型パジェロ本格4WD性能と長距離快適性を両立するフラッグシップSUV
ランドクルーザー250高い耐久性とブランド力を持つ本格オフローダー
ジムニー軽量・コンパクトさを生かした小型オフローダー

狭い林道や街中での扱いやすさだけなら、ジムニーに利点があります。

世界的な知名度、リセール、販売網まで含めれば、ランドクルーザーに強みがあります。

それでも、S-AWCやスーパーセレクト4WD-II、ラリー活動で磨いてきた車両制御、独特のデザインに魅力を感じるなら、パジェロを選ぶ理由は十分にあります。

車は単純にスペックや人気だけで選ぶものではありません。

パジェロという名前や三菱の4WDに惹かれる人にとって、新型パジェロはランドクルーザーの代わりではなく、待ち続けていた本命になるはずです。

2026年1月|新型デリカD:5を発売

デリカD:5は2026年1月9日に大幅改良モデルが発売されました。

価格は451万円から494万4,500円です。

今回の改良はフルモデルチェンジではありませんが、外観、内装、四輪制御、安全装備まで幅広く手が入っています。

新型デリカD:5の主な変更点

  • フロントグリルと前後バンパーを変更
  • ホイールアーチモールを追加
  • 新デザインの18インチアルミホイールを採用
  • 8インチカラー液晶メーターを採用
  • USB Type-Cポートを追加
  • S-AWCを採用
  • ECO/NORMAL/GRAVEL/SNOWの4モードを設定
  • 三菱e-Assistを強化
  • 新色ムーンストーングレーメタリックを追加

デリカD:5の現行型は2007年に登場しており、基本設計の古さを指摘されることもあります。

それでも販売を続けられるのは、悪路走破性を持つミニバンというポジションに、ほぼ直接的な競合車が存在しないからです。

一般的なミニバンのように室内の広さや乗降性だけを競うのではなく、雪道、未舗装路、キャンプ、長距離移動まで安心して使えることがデリカD:5の価値です。

2026年改良ではS-AWCも採用され、単なるデザイン変更にとどまらず、デリカらしい走りが強化されています。

デリカD:6は2027年に発売される?

インターネット上では、次期デリカD:5や「デリカD:6」が2027年頃に登場するという予想も見られます。

しかし、2026年9月時点で三菱自動車は、デリカD:6という車名、発売日、パワートレーンを正式発表していません。

2026年1月にデリカD:5へ大規模な改良を実施したことを考えても、すぐに現行型が販売終了になるとは断定できません。

一方、ジャパンモビリティショーで公開された「MITSUBISHI D:X Concept」や「MITSUBISHI ELEVANCE Concept」には、将来のデリカシリーズを思わせる要素があります。

次期型ではPHEVや電動四輪制御を採用する可能性も考えられますが、現時点では予想の範囲です。

今すぐデリカD:5が必要なら、存在するか分からない次期型を長期間待つより、走行性能と安全装備が強化された2026年改良型を選ぶほうが現実的です。

2026年2月|トライトンを一部改良

トライトンは2026年2月19日に一部改良モデルが発売されました。

価格は551万8,700円です。

今回の改良ではグレードをGSRへ一本化し、乗り心地やハンドリング、荷台の使い勝手を改善しています。

トライトンの主な変更点

  • ヤマハ発動機製パフォーマンスダンパーを採用
  • フロントサスペンションの設定を変更
  • ボディマウントの設定を変更
  • 前後ショックアブソーバーの応答性を向上
  • テールゲートアシストを標準装備
  • ナノイーXを搭載
  • 内装加飾をダークチタンへ変更
  • GSRグレードへ一本化

トライトンは、日本ではボディの大きさや駐車環境が購入時のハードルになります。

一方で、ラダーフレーム、2.4Lディーゼルターボ、スーパーセレクト4WD-IIを備えた本格的なピックアップトラックです。

2026年改良では、オフロード性能を変えるというより、日常で感じやすい揺れや振動を抑え、街中や長距離移動での快適性を高めています。

新型パジェロは、このトライトンをベースに改良したラダーフレームを採用しています。

トライトンは単独の商品であるだけでなく、今後の三菱製本格SUVを支える重要な土台になっています。

あわせて読みたい
【デメリット】トライトン後悔談!壊れやすくて燃費も乗り心地も悪い!? 「トライトン、格好いい。でも日本で乗ったら後悔しない?」 トライトンを見て、そう思った人は少なくないでしょう。 全長5mを大きく超えるボディに、ダブルキャブと大...

2026年6月|アウトランダーPHEVを一部改良

アウトランダーPHEVは2026年6月25日に一部改良されました。

価格は536万9,100円から690万1,400円です。

主な変更点は次のとおりです。

  • 先行車発進通知を追加
  • 接近時アンロックを採用
  • 降車時オートロックを採用
  • BLACK Editionを継続設定
  • 運転支援と日常の使い勝手を向上

2024年の大幅改良では、駆動用バッテリーの刷新、EV走行距離の向上、内外装の質感向上、ヤマハと共同開発したオーディオの標準装備など、大きな変更が行われました。

それに対して2026年の改良は、運転支援や施錠・解錠といった利便性を高める内容が中心です。

アウトランダーPHEVは、日常ではEVとして静かに走り、遠出ではガソリンエンジンも使えるため、充電切れを過度に心配せずに電動車へ移行できます。

さらに、三菱が長年磨いてきたS-AWCによって、雨、雪、高速道路、曲がりくねった道でも安定した走りを狙っています。

華やかさよりも、実際に運転したときの安心感や路面をつかむ感覚を重視する人に支持されている車です。

2025年度には国内PHEVカテゴリー販売台数1位を2年連続で獲得しており、三菱のPHEVが一部のファンだけに選ばれているわけではないことも分かります。

アウトランダーPHEVは2026年6月に一部改良されています。最新価格と変更点、パジェロやデリカを含む三菱の新車計画は、三菱新型車予定2026~2027で確認できます。

2026年8月|eKクロスとeKワゴンを一部改良

2026年8月27日には、eKクロスとeKワゴンも一部改良されました。

価格は次のとおりです。

  • eKクロス:185万6,800円~222万5,300円
  • eKワゴン:154万3,300円~177万4,300円

主な変更点は、リヤシートアラート、USB Type-C、衝突被害軽減ブレーキの検知範囲拡大、新しいボディカラーの追加です。

eKクロスは、軽自動車でもSUVらしい力強いデザインを求める人に向いたモデルです。

ただし、2025年に新型デリカミニが登場したことで、同じ三菱の軽自動車同士でも選択肢が増えています。

スライドドアと室内高を重視するならデリカミニ、一般的なハイトワゴンの扱いやすさや価格を重視するならeKクロスという選び方になります。

あわせて読みたい
アウトランダーPHEVは最悪?やめとけ・後悔すると言われる7つの理由を検証 「アウトランダーPHEVが気になるけれど、買ってから後悔しないだろうか?」 「検索すると“最悪”“やめとけ”と出てくるのはなぜ?」 アウトランダーPHEVは、モーターによ...

デスティネーターの日本発売はある?

デスティネーターは、三菱がインドネシアで世界初公開した3列シートのミッドサイズSUVです。

力強いSUVデザインと3列シートを組み合わせ、ASEAN、南アジア、中南米、中東、アフリカなどへ展開されています。

パジェロより乗用車的で、アウトランダーとは異なる3列SUVとして、日本でも興味を持つ人はいるでしょう。

しかし、2026年9月時点で日本導入は正式発表されていません。

海外で販売されているからといって、日本でも発売されるとは限りません。

現段階では「日本発売予定車」ではなく、「日本導入が期待される海外モデル」として見ておく必要があります。

新型エクリプスクロスは日本でも発売される?

欧州市場では、BEVとなった新型エクリプスクロスが発表されています。

87kWhの駆動用バッテリーを搭載し、WLTPモードで約600kmの航続距離を実現するモデルです。

ただし、この新型エクリプスクロスは欧州市場向けであり、日本への導入は正式発表されていません。

日本では既存のエクリプスクロスPHEVとガソリン車が販売されてきましたが、欧州向けBEVがそのまま日本仕様になるとは限りません。

日本導入の有無については、三菱自動車からの正式発表を待つ必要があります。

ELEVANCE Conceptは将来の三菱SUVになる?

「MITSUBISHI ELEVANCE Concept」は、電動クロスオーバーSUVのコンセプトモデルです。

SUVらしい力強さ、上質な室内、電動化技術を組み合わせ、今後の三菱SUVが向かう方向を示しています。

ただし、ELEVANCE Conceptという名前の市販車が発売されると決まったわけではありません。

次期デリカ、次期アウトランダー、あるいは新しい上級SUVにつながる可能性はありますが、現段階ではデザインや技術の提案です。

コンセプトモデルと市販予定車を混同しないようにしましょう。

2026~2027年の三菱で注目すべき車は?

最も注目度が高いのは、やはり新型パジェロです。

一方、実際の購入時期や使い方によって、選ぶべき車は変わります。

重視することおすすめ車種
本格的な悪路走破性と存在感新型パジェロ
7人・8人乗りと悪路性能デリカD:5
PHEVと日常の使いやすさアウトランダーPHEV
ピックアップの趣味性と積載性トライトン
軽自動車の広さとアウトドア感デリカミニ
軽ハイトワゴンの扱いやすさeKクロス
海外向け3列SUVへの期待デスティネーター

三菱車は、誰にでも無条件で勧めやすい車ばかりではありません。

トライトンは大きく、デリカD:5は設計の古さが残り、アウトランダーPHEVは価格も上昇しています。新型パジェロも、都市部ではサイズや価格が負担になる可能性があります。

それでも、明確な目的を持つ人には強く刺さります。

雪道を走る、キャンプへ行く、長距離を移動する、災害時にも電源を使いたい、舗装路の先まで進みたい。

そうした使い方を考えると、三菱のSUVや4WDには、カタログの販売台数だけでは測れない価値があります。

三菱の強みはSUV・4WD・PHEVへの集中

三菱自動車のラインアップは、以前より少なくなりました。

ランサーエボリューション、ギャラン、FTOのようなセダンやスポーツカーの復活を望む人もいるでしょう。

しかし現在の三菱は、SUV、4WD、PHEV、軽自動車へ強く軸足を置いています。

  • パジェロとトライトンのラダーフレーム
  • スーパーセレクト4WD-II
  • アウトランダーPHEVの電動四輪制御
  • デリカD:5のミニバンとSUVの融合
  • デリカミニの軽自動車とアウトドア性の組み合わせ

これらは単に流行のSUVへ車高を上げたものではありません。

悪路や雨、雪、長距離移動を想定し、「目的地まで確実に人と荷物を運ぶ」という三菱らしい考え方でつながっています。

車種の多さで勝負するのではなく、自社の得意分野を分かりやすく打ち出していることが、現在の三菱の強みです。

あわせて読みたい
デリカD5はどんな人に向いてる?子育て世帯に選ばれる理由と注意点 結論:デリカD5は「アクティブな子育て家庭」に最適な一台 デリカD5は、以下のような人に向いています。 子供を連れてアウトドアに行く機会が多い 荷物が多くても余裕の...

まとめ

2026年の三菱自動車は、デリカD:5、トライトン、アウトランダーPHEV、eKシリーズを相次いで改良しました。

そして9月2日には、7年ぶりに国内復活する新型パジェロを世界初公開しています。

主な動きをまとめると、次のとおりです。

  • デリカD:5は2026年1月9日に大幅改良
  • トライトンは2月19日に乗り心地と装備を改良
  • アウトランダーPHEVは6月25日に安全性と利便性を向上
  • eKクロスとeKワゴンは8月27日に一部改良
  • 新型パジェロは9月2日に世界初公開
  • パジェロは2026年度中に日本へ投入予定
  • デリカD:6、デスティネーター、新型エクリプスクロスの国内発売は未発表

SNSでは、三菱車をランドクルーザー、ジムニー、他社のミニバンやSUVと比較する声も見られます。

比較すること自体は悪くありませんが、販売台数や人気だけで車の価値が決まるわけではありません。

パジェロを待っていた人がいる。

デリカD:5でなければ行けない場所や、実現しにくい使い方がある。

アウトランダーPHEVの走りやS-AWCに魅力を感じる人がいる。

そうした「この車でなければならない理由」を今も持っていることが、三菱自動車の強さだと思います。

2026年から2027年は、三菱が得意としてきたSUVと4WDの価値が、改めて見直される時期になりそうです。

目次
閉じる