新型カムリは2026年秋に日本発売へ|価格は450万~600万円?サイズ・旧型との違い

2023年に日本市場から姿を消したトヨタ・カムリが、米国生産の右ハンドル車として日本へ戻ってくる予定です。

トヨタは2025年12月、米国で生産する「カムリ」「ハイランダー」「タンドラ」の3車種について、2026年から順次日本市場への導入を目指すと発表しました。

その後、カムリについては2026年秋にも全国販売を開始し、日本国内で年間1万台の販売を目指す方針が明らかになっています。

一部の販売店では2026年9月2日の発表・発売が見込まれていましたが、当日に正式発表はありませんでした。

ただし、トヨタが9月2日という日付を公式に告知していたわけではありません。そのため、正確には「日本発売そのものが中止・延期された」のではなく、「販売店などで見込まれていた9月2日の発表が見送られ、正式日程を待っている状態」です。

2026年9月17日時点で、トヨタから正式な発売日や日本価格は発表されていません。

一方、販売店情報では、日本仕様が2.5Lハイブリッドの「HEV G」と「HEV Z」の2グレード構成になるとの情報も出ています。

予想価格は、HEV Gが400万円台後半から500万円台前半、上級のHEV Zが550万~600万円前後です。

この記事では、新型カムリの日本発売に関する最新状況、9月2日に発表されなかった理由、予想価格、GとZの装備差、サイズ、旧型との違いを整理します。

※日本仕様の価格、グレード別装備、正式発売日は未発表です。本記事ではトヨタの発表済み情報と、販売店・報道情報を区別して記載しています。

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目次

新型カムリの日本発売はいつ?

結論からいうと、新型カムリの日本導入方針は変わっていませんが、正式な発売日はまだ発表されていません。

トヨタは2025年12月19日、米国で生産するカムリ、ハイランダー、タンドラについて、2026年から順次日本へ導入する方針を発表しました。

さらに2026年6月には、米国生産のカムリを右ハンドル仕様に変更し、同年秋にも日本全国で発売する方針が明らかになっています。

年間販売目標は1万台。月平均では約833台になるため、一部店舗だけで少数を販売する限定輸入車ではなく、全国規模で販売する主力セダンとして計画されていることが分かります。

9月2日の発表・発売は見送り

一部の自動車メディアや販売店情報では、2026年9月2日の発表・発売が有力視されていました。

しかし、9月2日にトヨタから新型カムリの正式発表はありませんでした。

販売店にも価格や受注開始日に関する具体的な情報が十分に届いていないと報じられており、当初想定されていたスケジュールより遅れている可能性があります。

ただし、ここで注意したいのは、トヨタが9月2日という日付を公式発表していたわけではないことです。

そのため、

新型カムリの日本発売が正式に延期された

と断定するより、

販売店などで見込まれていた9月2日の発表は実現せず、正式な発売日を待っている

と理解するのが正確です。

現時点でも「2026年秋」という大きな導入方針は維持されているとみられますが、発売が冬以降へずれ込む可能性も考えておいた方がよいでしょう。

新型カムリ日本発売の最新状況

項目2026年9月17日時点
日本導入導入予定
発売時期2026年秋予定・正式日未発表
9月2日の発表実施されず
生産国米国
ハンドル右ハンドル化予定
年間販売目標1万台
日本価格未発表
グレードHEV G/HEV Zとの販売店情報
パワートレイン2.5Lハイブリッドが有力
販売地域全国販売予定

今後は、トヨタから正式な発表日、受注開始日、発売日、価格が示されるかが焦点になります。

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新型カムリの日本価格はいくらになる?

2026年9月時点で、新型カムリの日本価格は正式発表されていません。

ここからは予想になりますが、筆者はエントリーグレードが450万~500万円前後、上級グレードが550万~600万円前後になる可能性が高いと考えています。

決して安い価格ではありません。しかし、現在の車両価格や米国からの輸送、日本向け仕様への変更を考えると、旧型カムリと同じ300万円台から販売するのは難しいでしょう。

一方で、600万円台後半からの価格設定になると、クラウンやレクサス、中古輸入セダンまで競合に入ってきます。

新型カムリを日本で年間1万台規模販売するなら、中心価格を500万円前後に置くのが現実的ではないかと考えます。

予想グレード日本価格予想
エントリー仕様450万~500万円前後
中間仕様500万~550万円前後
上級仕様550万~600万円前後

※上記は正式価格ではありません。北米価格、旧型カムリの国内価格、輸送や日本仕様への変更、競合車との関係から予想したものです。

日本仕様はHEV GとHEV Zの2グレードか

販売店情報では、日本仕様の新型カムリは「HEV G」と「HEV Z」の2グレード構成になると報じられています。

北米仕様にはLE、SE、XLE、XSEなど複数のグレードがありますが、日本では選択肢を整理し、標準仕様と上級仕様の2種類に絞る形です。

ただし、グレード名や装備はトヨタによる正式発表前なので、変更される可能性があります。

HEV G|価格を抑えた標準グレード

HEV Gは、新型カムリのエントリーグレードになる見込みです。

販売店情報で伝えられている主な装備は次のとおりです。

  • 2.5L直列4気筒エンジン+第5世代ハイブリッド
  • 前輪駆動
  • 16インチアルミホイール
  • LEDヘッドライト
  • Toyota Safety Sense
  • ブラインドスポットモニター
  • 安心降車アシスト
  • 12.3インチ液晶メーター
  • 12.3インチディスプレイオーディオ
  • 左右独立温度調整エアコン
  • ワイヤレス充電
  • 電動チルト&テレスコピックステアリング
  • ファブリックシート

標準グレードでも、12.3インチのメーターとディスプレイ、安全運転支援、ブラインドスポットモニターなどを備える見込みです。

16インチタイヤは見た目の迫力ではZに及びませんが、乗り心地、燃費、タイヤ交換費用では有利です。

カムリらしい快適性や広さを重視し、装飾や高級装備を必要としない人には、HEV Gが本命になりそうです。

HEV Z|本革や快適装備を備える上級グレード

HEV Zは、Gの装備に高級感と快適性を加えた上級グレードになる見込みです。

販売店情報では、次のような装備が追加されると報じられています。

  • 18インチアルミホイール
  • パノラミックビューモニター
  • JBLプレミアムオーディオ
  • 本革シート
  • 前席パワーシート
  • 運転席シートポジションメモリー
  • 前席シートヒーター
  • 前席シートベンチレーション
  • ステアリングヒーター
  • 雨滴感知ワイパー

本革シート、シートヒーター、ベンチレーション、JBLオーディオなどを備えるなら、カムリというよりクラウンに近い上級セダンとしての性格が強くなります。

一方、価格が600万円前後まで上がると、クラウンやレクサスESの中古車なども比較対象になります。

快適装備を重視するならZ、価格と維持費を抑えてカムリ本来の実用性を重視するならGという選び方になるでしょう。

おすすめグレードはHEV G

現時点の情報だけで選ぶなら、おすすめはHEV Gです。

カムリの魅力は、広い室内、燃費、落ち着いた乗り心地、長距離移動の快適性を、クラウンより抑えた価格で得られることにあります。

Gでも安全装備や12.3インチディスプレイが充実するのであれば、カムリを選ぶ目的は十分に満たせそうです。

また、16インチタイヤは乗り心地や交換費用の面でも現実的です。

ただし、海外仕様より簡素に見える可能性があるため、外観や内装の高級感を求める人はZを選んだ方が満足しやすいでしょう。

価格450万~600万円と予想する理由

旧型カムリの最終価格が約350万~450万円だった

日本で最後に販売された旧型カムリは、グレードによって約350万~450万円という価格帯でした。

旧型カムリのグレード当時の価格
X349万5,000円
WS394万7,000円
G約400万2,000円
WSレザーパッケージ448万4,000円

旧型の販売終了から数年が経過し、その間に原材料費や物流費、人件費などが上昇しています。

さらに新型では、第5世代ハイブリッドシステムや最新の安全装備、大型ディスプレイなどが採用されています。

旧型の価格へ単純に数十万円を上乗せするだけでは収まらず、エントリー仕様でも450万円前後からになる可能性があります。

米国では約3万ドルから販売されている

北米で販売されている2026年モデルのカムリは、2万9,600ドルからです。

北米仕様米国価格
ベースモデル29,600ドル~
Nightshade AWD34,325ドル
XLE AWD36,025ドル
XSE AWD37,225ドル

ただし、米国価格を為替レートで換算した金額が、そのまま日本価格になるわけではありません。

日本へ導入されるカムリは米国生産車です。日本までの輸送に加え、右ハンドル化や国内法規への対応、日本向け装備の選定なども必要になります。

これらを考えると、北米のベースモデルより日本仕様の価格が高くなる可能性があります。

全車ハイブリッドなら価格を下げにくい

現在の北米仕様は、全車が2.5Lハイブリッドです。

価格を抑えやすいガソリン仕様がないため、日本でもハイブリッド専用車として導入されれば、400万円台前半以下のグレードを設定するのは難しくなります。

一方で、第5世代ハイブリッドシステムは、FFで225hp、電気式AWDでは232hpを発揮します。

燃費だけを重視したセダンではなく、走行性能や静粛性、長距離移動の快適性まで含めた車として考えると、500万円前後という価格にも一定の説得力があります。

クラウンより安く、プリウスより上に置く必要がある

新型カムリの価格を予想するうえで重要なのが、トヨタ車内での位置関係です。

カムリが600万円台後半からとなれば、クラウンシリーズとの価格差が小さくなります。購入者から見れば、「その価格ならクラウンを選ぶ」という判断になりやすいでしょう。

一方、プリウスに近い価格まで下げると、車格や装備、生産・輸送コストとの釣り合いが取りにくくなります。

そのため新型カムリは、

プリウスでは少し小さい。しかし、クラウンほどの高級感や価格までは必要ない

という人に向けた大型ハイブリッドセダンになると考えられます。

その位置関係から見ても、450万~600万円前後が収まりやすい価格帯です。

年間1万台を目指すなら高額車にはできない

報道では、日本での年間販売目標は1万台とされています。月平均にすると約833台です。

現在の国内セダン市場を考えると、決して小さな目標ではありません。限定輸入車のような高価格にすると、この台数を安定して販売するのは難しくなります。

法人需要だけでなく、旧型カムリからの乗り換えや、プリウス、アコード、クラウンなどを検討する個人ユーザーも取り込む必要があります。

この販売目標を本気で狙うなら、中心グレードは500万~550万円前後に置かれるのではないでしょうか。

500万円前後なら新型カムリは面白い

個人的には、新型カムリが売れるかどうかは価格でほぼ決まると思っています。

500万円前後から購入できるのであれば、広い後席、低燃費、落ち着いた乗り心地、高速道路での安定性を求める人にとって、かなり魅力的な選択肢になります。

SUVやミニバンが必要ない人にとって、現在の国産車には意外なほど大型セダンの選択肢がありません。

しかし、上級グレードが650万円を超えるようなら、クラウンやレクサス、中古のBMW 5シリーズやメルセデス・ベンツEクラスなども比較対象になります。

新型カムリは復活するだけで注目される車ですが、日本で本当に支持されるかどうかは、トヨタがどこまで価格を抑えられるかにかかっています。

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なぜカムリは日本へ復活する?

カムリはもともと日本生まれの車です。

1980年に「セリカ カムリ」として登場し、1982年から現在につながるFFセダンのカムリへ進化。

長年にわたりトヨタを代表する世界戦略セダンとして販売されてきました。2017年に日本で発売された先代型も、TNGAを採用した2.5Lハイブリッドセダンとして販売されていました。

しかしSUVやミニバン人気が高まったことで国内の大型セダン市場が縮小。

日本仕様は2023年12月をもって販売を終了しています。

それから約3年。

今回のカムリ復活で特徴的なのは、日本で生産するのではなく、米国で作ったカムリを日本へ輸入することです。

背景には日米貿易関係があります。

トヨタ自身も、米国生産3車種を日本へ導入することで顧客の選択肢を増やすと同時に、「より良い日米貿易関係に貢献する」と説明しています。

タンドラとハイランダーが先行して日本発売されたため、今回のカムリは、その第3弾という位置付けになります。

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海外の新型カムリはどんな車?

現在北米で販売される新型カムリは、従来型から大きく内容を変えています。

最大のポイントは、全車ハイブリッドになったことです。

北米仕様では、2.5L直列4気筒エンジンと第5世代Toyota Hybrid System(THS 5)を組み合わせています。

FFモデルではシステム最高出力225hp、電気式AWDモデルでは232hpを発揮します。

項目北米新型カムリ
エンジン2.5L直列4気筒
システム第5世代Toyota Hybrid System
FF最高出力225hp
AWD最高出力232hp
駆動方式FF/電気式AWD
ガソリン単独車なし
V6なし

旧北米カムリには2.5Lガソリンや3.5L V6も存在しましたが、新型ではハイブリッド専用車へ一本化されています。

これは、日本で最後に販売されたカムリもハイブリッド中心だったことを考えると、日本市場との相性はかなり良さそうです。

ただし、日本導入車の駆動方式や出力についてはまだ正式発表されていません。

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新型カムリのサイズは?旧型と比較

新型カムリのボディサイズは、海外仕様で次のようになっています。

オーストラリア仕様では、

全長4,920mm×全幅1,840mm×全高1,445mm、ホイールベース2,825mm

です。

一方、2023年まで日本で販売されていたカムリXは、

全長4,885mm×全幅1,840mm×全高1,445mm、ホイールベース2,825mm

でした。

項目新型海外仕様旧型日本仕様X
全長4,920mm4,885mm+35mm
全幅1,840mm1,840mm±0mm
全高1,445mm1,445mm±0mm
ホイールベース2,825mm2,825mm±0mm

意外ですが、基本サイズは旧型からほとんど変わっていません。

全長だけ35mm伸びていますが、全幅1,840mm、ホイールベース2,825mmは同じです。

したがって、

「アメリカから逆輸入されるから巨大になる」

という心配はそれほどありません。

日本で旧型カムリに乗れていた人なら、新型もほぼ同じ車幅感覚で扱えると考えられます。

ただし、全幅1,840mmはプリウスやカローラより明確に大きいため、狭い住宅街や機械式駐車場では確認が必要です。

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新型カムリの海外価格はいくら?

米国で販売される2026年カムリのスタート価格は、Toyota USAの2026年モデルページで29,600ドルと案内されています。

上級仕様では価格がさらに上がり、AWD仕様の例では、

グレード米国価格
ベースモデル29,600ドル~
Nightshade AWD34,325ドル
XLE AWD36,025ドル
XSE AWD37,225ドル

となっています。

ただし、このドル価格を為替換算した金額が、そのまま日本価格になるわけではありません。

今回は米国生産車を日本へ輸入し、さらに右ハンドル化など日本向けの対応も行います。

一方で、年間1万台という比較的大きな販売目標が設定されているため、タンドラのような少量輸入車とは価格戦略が異なる可能性があります。

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第5世代ハイブリッドで何が変わった?

新型カムリの大きな魅力が、第5世代Toyota Hybrid Systemです。

2.5Lエンジンに、従来より軽量・コンパクト化したモーターを組み合わせています。

Toyota USAによれば、低速域ではエンジン回転を抑えながら駆動用バッテリーからの出力を高め、加速時のトルク感も改善しています。

北米FF仕様は225hp、AWDでは232hp。

単純な低燃費セダンではなく、走りもかなり強化されています。

米国仕様の燃費は最大51mpg combinedとされており、オーストラリア仕様では2.5Lハイブリッドが4.0L/100kmという数値を公表しています。測定方式が異なるため日本のWLTC値とは直接比較できませんが、大型セダンとして非常に高い燃費性能です。

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電気式AWDは日本にも導入される?

個人的に注目したいのがAWDです。

北米新型カムリでは、すべてのグレードでElectronic On-Demand AWDを選択できます。

後輪を専用モーターで駆動する電気式AWDで、発進時や滑りやすい路面、コーナリング時など必要に応じて後輪へ駆動力を配分します。

雪国で使う大型ハイブリッドセダンとしてはかなり魅力的です。

日本導入仕様にもAWDが設定されれば、

「燃費のよい大型セダンが欲しいけれどFRのクラウンではなく実用的な4WDが欲しい」

という層にも刺さりそうです。

ただし、日本仕様へのAWD導入はまだ発表されていません。

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内装と装備もかなり進化

新型カムリは、内装も旧型よりデジタル化されています。

北米上級グレードのXLE・XSEでは12.3インチデジタルメーターを採用し、10インチヘッドアップディスプレイも設定されています。

また市場によっては、

  • 12.3インチディスプレイ
  • JBL 9スピーカーオーディオ
  • パノラマルーフ
  • 前席シートヒーター/ベンチレーション
  • ワイヤレスApple CarPlay
  • Android Auto
  • パノラミックビューモニター
  • ブラインドスポットモニター

などを設定しています。

日本仕様がどこまで採用するかは未発表ですが、年間1万台を狙うなら、法人需要だけではなく個人ユーザーにも魅力を感じてもらえる装備構成が重要になります。

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新型カムリと旧型の違い

大きな違いをまとめると、次のようになります。

項目新型海外仕様旧日本仕様
生産米国など日本
日本販売2026年秋予定・正式日未発表2023年終了
パワートレイン第5世代2.5L HEV2.5L HEV
FFありあり
AWD海外設定あり日本仕様に設定あり
最高出力最大232hp従来世代
全長4,920mm4,885~4,910mm
全幅1,840mm1,840mm
デジタル装備大幅進化従来型
デザインハンマーヘッド系従来トヨタデザイン

ボディを大型化するのではなく、既存のパッケージを生かしながら、ハイブリッド、デザイン、インフォテインメント、安全技術をアップデートした車と考えると分かりやすいでしょう。

クラウンがあるのにカムリを復活させる意味は?

日本市場で興味深いのが、クラウンとの関係です。

現在のクラウンシリーズは、クロスオーバー、スポーツ、セダン、エステートへ大きく展開しています。

その中でカムリを復活させると、一見するとクラウンセダンと競合するように見えます。

しかし両車のキャラクターはかなり違います。

カムリはFFベースのグローバルミッドサイズセダンで、室内空間、燃費、価格、実用性を重視したモデル。

クラウンセダンは、より上級・高級志向の商品です。

カムリが500万円前後を中心とした価格で投入されれば、

プリウスでは小さいが、クラウンまでは必要ない

というユーザーにちょうど収まりそうです。

この価格帯には、以前ほど国産セダンの選択肢が多くありません。

ホンダ・アコードとの競争も面白くなる

新型カムリが復活すると、直接比較されそうなのがホンダ・アコードです。

どちらも、

  • 大型FF系セダン
  • ハイブリッド
  • 世界市場重視
  • 高い後席居住性
  • 燃費と快適性を両立

という共通点があります。

現在の日本市場ではSUVやミニバンが圧倒的ですが、アコードにカムリが加われば「大型ハイブリッドセダン」という選択肢が再び面白くなります。

新型カムリ発売後は、カムリvsアコードの記事も検索需要を狙えそうです。

日本で新型カムリは売れる?

年間1万台という目標を単純に12カ月で割ると、月平均約833台です。

かつての月販目標2,400台と比べれば控えめですが、現在の国内セダン市場を考えれば決して小さな数字ではありません。

個人的には、価格が最大のポイントになると考えます。

もし500万円前後から購入できれば、

「SUVばかりで選びたいセダンがない」

「クラウンは高すぎる」

「プリウスより室内が広い車が欲しい」

「長距離移動が多い」

というユーザーには十分魅力があります。

一方で600万円台後半からとなれば、クラウンやレクサス、中古輸入セダンなどとの競争が一気に厳しくなります。

つまり、カムリ復活そのものよりもトヨタがどの価格帯へ置くかが成功を左右しそうです。

新型カムリを待った方がいい人

2026年内から2027年初頭にかけて、500万円前後の車を検討しているなら、新型カムリの正式発表を待つ価値があります。
当初見込まれていた9月2日の発表は実現しませんでしたが、日本導入の方針自体が取り消されたわけではありません。
ただし、正式な受注開始日や納車時期は見えていないため、現在使用している車の車検が近い人や、早急に買い替える必要がある人は、アコード、プリウス、クラウンなども並行して検討した方がよいでしょう。

特に、大型SUVやミニバンが必要なく、燃費のよいセダンを求めている人には有力候補です。

反対に、高い着座位置や3列シート、大容量荷室を求める人はRAV4やハリアー、クラウンエステートなどのSUV系が向いています。

カムリの強みは、流行に合わせてSUV化しなかったことともいえます。

低い重心、落ち着いた乗り心地、広い後席、優れた高速巡航性能という「セダンだからこその良さ」を求める人のための車です。

新型カムリについてよくある質問

新型カムリは日本発売されますか?

トヨタは、米国生産のカムリを2026年から日本へ導入する方針を明らかにしています。2026年6月には、右ハンドル仕様として同年秋にも全国発売し、年間1万台の販売を目指すことが報じられました。

発売日はいつ?

2026年9月17日時点で、正式な発売日は発表されていません。一部販売店では9月2日の発表・発売が見込まれていましたが、当日に正式発表はありませんでした。現時点では「2026年秋」という情報まで確認されています。

日本価格はいくら?

正式価格は未発表です。現時点では、HEV Gが480万~520万円前後、HEV Zが550万~600万円前後になると予想しています。

左ハンドルですか?

2026年6月の報道では、日本仕様は右ハンドルへ変更して導入する方針とされています。米国生産車ですが、日本で使いやすい右ハンドル仕様になる見込みです。

新型カムリは発売延期になったのですか?

トヨタは9月2日という発売日を公式には発表していません。そのため、正式な発売延期というより、販売店などで見込まれていた9月2日の発表が見送られ、正式日程を待っている状態です。

新型カムリはハイブリッド?

販売店情報では、日本仕様も2.5Lエンジンと第5世代ハイブリッドシステムを組み合わせたHEVになる見込みです。北米仕様は全車ハイブリッドですが、日本仕様の正式な出力や燃費は未発表です。

日本仕様にはどんなグレードがありますか?

販売店情報では、標準仕様のHEV Gと上級仕様のHEV Zという2グレード構成が予定されていると報じられています。ただし、グレード名や装備は正式発表前の情報です。

新型カムリは大きくなった?

大幅には大きくなっていません。

海外仕様は全長4,920mm・全幅1,840mmで、旧日本仕様Xの4,885mm・1,840mmと比較すると、全長が35mm伸びただけです。ホイールベースも2,825mmで同じです。

まとめ|新型カムリは「復活する?」から「いくらで出る?」へ

新型トヨタ・カムリの日本復活は、かなり具体的な段階まで進んでいます。

トヨタは2025年12月に米国生産カムリの日本導入方針を公式発表。

2026年4月には同じ米国生産車のタンドラとハイランダーが先行して日本発売され、6月にはカムリについても右ハンドル仕様・2026年秋にも全国発売・年間1万台目標という具体的な計画が報じられました。

残る大きなポイントは、

正式発売日と日本価格です。

海外仕様を見る限り、新型カムリは2.5L+第5世代ハイブリッドシステムを採用し、最大232hpを発揮。

全長4,920mm・全幅1,840mmで、旧型とほぼ同じサイズを維持しながら、デザイン、安全装備、デジタル装備を大幅に進化させています。

SUVやミニバンが主流になった日本市場で、あえて大型セダンを米国から逆輸入するという今回のカムリ。

価格次第では「クラウンまでは必要ないが、プリウスより上質で広いセダンが欲しい」という層に、かなり面白い選択肢になりそうです。

正式価格が発表されたとき、このカムリが本当に「日本で再び売れるセダン」になるのかが見えてくるでしょう。

※本記事は、トヨタによる米国生産車の日本導入方針、2026年6月に報じられたカムリの右ハンドル化・秋発売・年間販売目標、および販売店情報をもとに整理しています。2026年9月17日時点で、日本仕様の正式な発売日、価格、グレード別装備は発表されていません。販売店情報を含む未発表の内容は、正式発表時に変更される可能性があります。

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